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育児

ちょっと腕を引っ張っただけでも起きてしまう!?乳幼児・幼児の脱臼の対処法

まだ言葉も話せない乳幼児が、急に激しく泣き始めたら不安になるお母さんも多いですよね。どうしたのか原因を探る中、ふと「腕を動かさない」ことに気付く、なんてことを経験したことがある人もいるのではないでしょうか。

 

まだ骨が完成していない小さな子どもの場合、じん帯の亜脱臼を起こしやすく、ちょっと腕を引っ張っただけでも起こる場合があります。

 

今回はそんな乳幼児の「脱臼」について、対処法をまとめてみました。

 

乳幼児の脱臼に多い「肘内障」

脱臼したと聞くと肩や手首の関節を想像しがちですが、乳幼児の脱臼でもっとも多いのはこの「肘内障(ちゅうないしょう)」です。

肘内障とは、肘の関節の亜脱臼(あだっきゅう)のこと。乳幼児は肘関節の橈骨(とうこつ)の骨頭が未発達なために亜脱臼しやすいのです。

 

肘内障の治し方

1.手のひらを下にして、腕を固定する

はじめに、子どもと向かい合います。その状態で、片方の手で子どもの肘の上あたりを持ち、動かないように固定をします。この時、子どもの手のひらは下を向いた状態にしておきましょう。

 

2.手のひらを上に向けて、腕を半回転させる

次に、もう一方の手で手首あたりを握ります。そして、子どもの手のひらが上を向くようにゆっくりと腕を半回転させます。

 

3.1~2が「コクン」という音がするまで繰り返す

最後に、肘から脱臼が治る「コクン」という音がしたら、手を離してください。一度で治らなければ、何度か繰り返します。

 

基本的にこの方法で治りますが、不安な場合にはまず医療機関を受診しましょう。

 

肘内障を予防するためには

肘内障は、子どもの手を引く時、手首より上を引っ張ると抜けやすくなります。

そのため、握手をするように手を引くと手首の関節がクッションの働きをし、脱臼を防ぐことができます。

 

手を引く時には、肘や腕を強く引っ張ったり、強い衝撃がかからないよう注意しましょう。

 

実は折れていた?骨折に注意!

肘内障と思いきや、実は肘関節のなかで骨折している…というケースもあります。

単純な脱臼だと勘違いして自己判断で治そうとすると、かえって悪化させて子どもの負担となる場合があります。

 

外から見て肘に腫れが見られる場合には、無理に動かそうとせずに医療機関を受診しましょう。

 

成長につれて起こらなくなる

子どもの発育にあわせて骨も完成していきます。そのため肘内障は、小学校に上がるころにはほとんど起こらなくなります。

 

一度脱臼したからといって、成長過程で何か問題が起こるものでもありません。起きた時は慌てず、落ち着いて対処しましょう。

 

 

(Photo by:https://www.photo-ac.com/ )

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-05-23掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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