育児
布団から赤ちゃんの手が出ている時は厚着させる?冷え対策は必要?
寝ている赤ちゃんの手足が冷たくて、「寒いのかしら?大丈夫なの?」と思うママもたくさんいるかと思います。
赤ちゃんの冷たい手足、そのままにしておいたらよくないのでは?なにか対策が必要なのでしょうか?
■赤ちゃんは手足で体温調節する
赤ちゃんは、体温が平熱で37度前後と高めです。そして、体にこもった熱は、手や足で調節をしているのです。
ですから、その大切な役割を妨げないためにも過度に手足を温める必要はないのです。
赤ちゃんはもともと体温調節が苦手です。手足を空気に触れさせることで、感覚を次第に覚えていって体温調節が上手になっていきます。
布団のかかっていない手足が冷たくてかわいそう…と感じるかもしれませんが、それは普通のことなので、体は温かい状態でしたらそのままで大丈夫です。
■厚着はさせないで
布団の中の赤ちゃんは、体温も高いこともあってとてもあたたかくなっています。
ねんねの時には肌着と普通~厚手の服枚くらいで大丈夫です。
ミトンを使うなら夜間だけ
隙間風が入ってきて冷えるような部屋では、ミトンを使用して夜間だけ冷え対策をするのもよいでしょう。
ただし、一日中着けていると体温調節が上手に出来なくなるので、夜間だけというのがポイントです。
靴下も同じです。おうちの中で過ごしている時には、基本的には裸足にしておいてあげるほうがよいのです。
■こんなときはミトンの使用を
赤ちゃんの手がカサカサで赤くしもやけのようになってしまっている場合には、手を保湿してあげる必要があります。
このように乾燥しやすい赤ちゃんは、保湿のためにミトンを使用するとよいでしょう。
ただし、やはり一日中つけっぱなしというわけではなく、夜間などより冷える時のみの使用にしましょう。
赤ちゃんは、手足が冷たい状態でも普通のことですので、過度に温めようとしなくても大丈夫なのです。
とても泣いていたりと赤ちゃんの機嫌がよくない時は寒いサインの場合もあるので、その時にはミトンや靴下も使って一時的に冷え対策することもよいでしょう。
(Photo by:写真AC )
著者: カラダノート編集部