育児
一生に一度、生まれたての髪の毛で「赤ちゃん筆」を作ろう!
お腹にいる時から生えはじめた、やわらかい産毛を使って筆にするという話をご存知ですか? 一度もカットしていない産毛はやわらかく繊細で、この時期だけの貴重な髪の毛です。そのため、一生の記念に残しておきたいという想いから「赤ちゃん筆」を作りたい人が多いようです。
赤ちゃんの髪の毛の筆ができるまでと、依頼手順などをまとめました。
赤ちゃん筆を作るには
まずはもちろん、赤ちゃんの髪の毛が必要です。
でも、生まれた時からふさふさな子もいれば、このまま生えなかったらどうしようと思うくらい薄い毛の子もいます(筆者の子どもがそうでした)。
ですが、どんなに薄くても必ず生えてきますので、気長に待ちましょう。
目安としては約5cm、大人の指くらいの太さの束が必要です。
でも、いろいろな太さの筆にしてくれるところもありますので、それほど心配はいりません。
赤ちゃん筆はどこに依頼する?
筆作りの会社や、赤ちゃん筆専門のセンターがあります。
作ってもらえる筆の種類やデザインもさまざまなので、いろいろ吟味してみるのがよいと思います。
まずは、赤ちゃん筆の制作を行っている会社や店舗に、パンフレットをとり寄せたり、問い合わせをしておきましょう。
髪の毛がある程度生えそろったら、そちらの提携している美容院に行くか、近くの美容院やご自宅でカットした髪の毛を郵送しても大丈夫です。
完成は会社や筆の種類によりますが、平均1カ月くらいです。
出産の記念に、一生にいちどの産毛で作られた赤ちゃん筆は、お子さんが大きくなった成人式や結婚式など晴れの日に贈るといわれています。
無事に産まれてきたよろこびと、健やかな成長を祈りつつ、願いを込めて赤ちゃん筆を制作してみてはいかがですか。
(Photo by:pixabay )
著者: カラダノート編集部