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気になる病気・症状

大豆イソフラボンの摂取量が多いほど、脳梗塞リスクが増加する?!

大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと類似の構造を持っていることから、乳がんなどエストロゲン関連疾患に関しては使用禁忌とされています。

しかし乳がんリスクがなく、通常の摂取量であれば問題はないとして、厚生労働省から発表が行われています。

 

ただ、イソフラボンに関して懸念されているもうひとつの副作用として、脳梗塞があります。

 

イソフラボンは、HDLコレステロール増加、LDLコレステロール低下作用があることから、国内研究では脳梗塞リスク低下の有効性が発表されていました。

いっぽう海外研究では、リスク増加と真逆の結果となっています。

 

摂取量に関しては注意する必要がありそうです。

 

大豆イソフラボンで、なぜ脳梗塞リスクが増加するの?

女性の更年期障害、症状の緩和に用いられるホルモン補充療法は、脳梗塞のリスクを増加させることが明らかになっています。

これと類似の化学構造を持ったイソフラボンにも、脳梗塞リスクがあるのではないかと考えられています。

 

海外調査では、脳梗塞リスク増加が報告された?

■イソフラボンの摂取で脳梗塞リスクが増加した(The American Journal of Clinical Nutrition オンライン版)。

 

対象心臓

血管疾患やがんなどの疾患のない女性6万6,832人(40~70歳)。

 

調査内容

対面インタビューで食事内容を確認し、医療記録(10年間の追跡期間)から脳梗塞の発症を調査した。

 

結果

・食品由来のイソフラボンは脳梗塞リスクとの関連性が見られた。

・摂取量については、増加するほど5%、10%、11%、24%とリスクも増加傾向となった。

 

国内調査では、脳梗塞リスク低下が報告された?

■イソフラボン摂取量が多いほど、脳梗塞リスクが低下した(国立がん研究センター)。

 

対象

心臓血管疾患やがんなどの疾患のない日本在住の男女4万人(40~59歳)。

 

調査内容

食事習慣に関するアンケート調査(11年間の追跡調査)を実施。

 

結果

・特に閉経後の女性で、イソフラボン摂取量が多いほど脳梗塞、心筋梗塞リスクが低かった。

・もっともイソフラボン摂取量の多い群は、脳梗塞リスクが0.35倍、心筋梗塞リスクが0.37倍となった。

 

最後に

上記のように、海外調査では摂取が多くなるにつれ、脳梗塞リスクも増加しています。

このことから、今の段階では標準的な摂取量(納豆1パック/日)にとどめておくのが安全であるといえそうですね。

 

(参照ウェブサイト:Med edge国立がん研究センター

(photoby:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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