カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児 >
  3. 病気と症状 >
  4. その他の子供の病気 >
  5. 子どもが疲れやすい…もしかして肺静脈弁狭窄症かも?!

育児

子どもが疲れやすい…もしかして肺静脈弁狭窄症かも?!

赤ちゃんの先天的な心臓異常のひとつである、肺動脈弁狭窄症(はいどうみゃくべんきょうさくしょう)は生まれてすぐには気づかず、成長してからわかることも多いです。

 

子どもが疲れやすい、運動すると呼吸がおかしいという場合は、肺静脈弁狭窄症かもしれません。

 

心臓のはたらき

心臓は、全身の血管に血液を送るポンプの役割をしています。

大きさは、その人のにぎりこぶしより少し大きいくらいです。

ほとんどが筋肉でできていて、胸の中心よりやや左側にあります。

 

心臓の内部は、4つの部屋と4つの弁でできています。

上側にある2つの部屋は心房(しんぼう)と呼ばれ、血液が入ってくる場所です。

下側にある2つの部屋は心室(しんしつ)と呼ばれ、血液を送り出すはたらきをしています。

 

心房と心室は、それぞれ左右に分かれています。

右心房、右心室が、全身から送り込まれた静脈血を肺に送り込みます。

左心房、左心室が、肺から送り込まれた血液を全身に送り出すはたらきをしています。

 

肺動脈弁狭窄とは?

肺動脈弁狭窄とは、右心室から肺に血液が流れるときに開く、肺動脈の弁が生まれつきせまくなっていることです。

 

ほとんどの場合、弁の狭窄は軽度から中等度です。

肺動脈弁狭窄症の場合、右心室は弁を通して血液を押し出すため、普通より高い圧力をかけなくてはなりません。

 

狭窄の程度が重いと右心室の圧力が増加し、それにもかかわらずほとんどの血液が肺に届かなくなります。

右心室の圧力が著しく高くなると、酸素にとぼしい血液は肺動脈の代わりに異常な経路(心房壁に開いた穴など)を通らざるを得なくなり、動脈血と静脈血が混ざってしまいます。

 

症状

心雑音が主な症状になります。

心臓が動かなくなったり、チアノーゼ(顔などが青くなる)が見られる場合もあります。

 

小児が大きくなってくると、通常は無意識に行えるはずの呼吸に努力が必要になります。

疲れやすくなるなど、中等度の呼吸困難の症状が出ることもあります。

 

新生児でチアノーゼを引き起こす場合は、重症なことが多いです。

 

注意点

軽症の場合は生活に支障はないので、治療は必要ありません。

中等度以上の場合は、運動や部活に制限がある場合もあります。

中等度から重症の場合は、手術が必要になりますので、医師とよく相談しましょう。

 

(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

その他の子供の病気に関する記事

赤ちゃんも多血症に…?!赤血球が多くなる「新生児多血症」

  「貧血」を聞いたことがある人は多いと思います。血液中の赤血球が少なくなると...

温熱療法や筋力訓練、立位練習など…小児の二分脊椎のリハビリテーション

生まれながら、脊椎に障害を持つ二分脊椎。リハビリテーションによって、動作を獲得...

病気と症状の体験談

脂漏性湿疹のケア~保湿が大切、私が使った保湿剤

1ヶ月過ぎたあたりから、赤ちゃんのおでこや眉毛部分に黄色いかさぶたが付着するようになりました。 ...

RSウイルスで入院

入院中(>_<)生後すぐ、まさかの入院出産し、晴れて母子共に退院してから数日後…生後10日くらいで、...

カラダノートひろば

その他の子供の病気の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る