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育児

子どもが疲れやすい…もしかして肺静脈弁狭窄症かも?!

赤ちゃんの先天的な心臓異常のひとつである、肺動脈弁狭窄症(はいどうみゃくべんきょうさくしょう)は生まれてすぐには気づかず、成長してからわかることも多いです。

 

子どもが疲れやすい、運動すると呼吸がおかしいという場合は、肺静脈弁狭窄症かもしれません。

 

心臓のはたらき

心臓は、全身の血管に血液を送るポンプの役割をしています。

大きさは、その人のにぎりこぶしより少し大きいくらいです。

ほとんどが筋肉でできていて、胸の中心よりやや左側にあります。

 

心臓の内部は、4つの部屋と4つの弁でできています。

上側にある2つの部屋は心房(しんぼう)と呼ばれ、血液が入ってくる場所です。

下側にある2つの部屋は心室(しんしつ)と呼ばれ、血液を送り出すはたらきをしています。

 

心房と心室は、それぞれ左右に分かれています。

右心房、右心室が、全身から送り込まれた静脈血を肺に送り込みます。

左心房、左心室が、肺から送り込まれた血液を全身に送り出すはたらきをしています。

 

肺動脈弁狭窄とは?

肺動脈弁狭窄とは、右心室から肺に血液が流れるときに開く、肺動脈の弁が生まれつきせまくなっていることです。

 

ほとんどの場合、弁の狭窄は軽度から中等度です。

肺動脈弁狭窄症の場合、右心室は弁を通して血液を押し出すため、普通より高い圧力をかけなくてはなりません。

 

狭窄の程度が重いと右心室の圧力が増加し、それにもかかわらずほとんどの血液が肺に届かなくなります。

右心室の圧力が著しく高くなると、酸素にとぼしい血液は肺動脈の代わりに異常な経路(心房壁に開いた穴など)を通らざるを得なくなり、動脈血と静脈血が混ざってしまいます。

 

症状

心雑音が主な症状になります。

心臓が動かなくなったり、チアノーゼ(顔などが青くなる)が見られる場合もあります。

 

小児が大きくなってくると、通常は無意識に行えるはずの呼吸に努力が必要になります。

疲れやすくなるなど、中等度の呼吸困難の症状が出ることもあります。

 

新生児でチアノーゼを引き起こす場合は、重症なことが多いです。

 

注意点

軽症の場合は生活に支障はないので、治療は必要ありません。

中等度以上の場合は、運動や部活に制限がある場合もあります。

中等度から重症の場合は、手術が必要になりますので、医師とよく相談しましょう。

 

(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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