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育児・子供の病気

男児の赤ちゃんに多い!生まれつきの心臓の病気「大血管転移」

赤ちゃんの120人に1人は心臓になんらかの異常を持って生まれてきます。多くは軽症ですが、重症の場合もまれにみられます。

中でも大血管転移は男児に多く、ほとんどが手術がおこなわれます。

 

もし、自分の子どもが大血管転移だったら?特徴についてご紹介します。

 

心臓の構造

心臓の内部は右心房、右心室、左心房、左心室という4つの部屋と4つの弁でできています。

右心房、右心室は全身から送り込まれた静脈血を肺に送り込みます。

左心房、左心室は肺から送り込まれた血液を全身に送り出すという働きをしています。

 

大血管転移とは

左右の心房と心室は正常ですが、通常左心室からでているはずの大動脈が右心室から、右心室からでているはずの肺動脈が左心室からでているという、生まれつき大血管の位置関係が反対(転位)になっている病気です。


大血管転移は先天性心疾患全体の約4~8%を占め、男児に多いと言われています。


心室中隔欠損(心室の真ん中に穴)と肺動脈狭窄(肺動脈が狭い)の合併の有無により以下の3つの病型に分類されます。

 

・1型:心室中隔欠損と肺動脈狭窄共に無し

・2型:心室中隔欠損有り、肺動脈狭窄なし

・3型:心室中隔欠損と肺動脈狭窄共に有り

 

治療は1~3型全てで、それぞれに合わせた手術が行われます。

 

大血管転移の症状

生まれたばかりで、高度のチアノーゼ(唇などが青くなる)が見られます。

酸素を吸入してもチアノーゼは改善しません。強い呼吸困難はないのが特徴です。

体重は正常か正常以上の場合が多く心雑音がない場合もあります。

 

大血管転移の検査

大血管転移の検査は以下のようなものが行われます。

・胸部レントゲン:心臓の拡大が見られます。

・心臓超音波検査:大血管の位置関係が反対になっていることが判明します。

・心臓カテーテル検査:確定診断がなされます。

 

(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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