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育児・子供の病気

男の子に多い!赤ちゃんの先天性心疾患「両大血管右室起始」の症状の特徴

赤ちゃんの先天性心疾患のひとつである、両大血管右室起始は全先天性心疾患の1.5%を占め、男児に多いと言われています。

もし子どもが両大血管右室起始だったら?…両大血管右室起始の特徴と治療についてご紹介します。

 

心臓の構造

まず心臓の構造についてご説明します。

心臓の内部は4つの部屋と4つの弁でできており、右心房、右心室が全身から送り込まれた静脈血を肺に送り込みます。

そして、左心房、左心室が肺から送り込まれた血液を全身に送り出すという働きをしています。

 

両大血管右室起始とは

両大血管右室起始とは、通常右心室からでている肺動脈と、左心室からでている大動脈の両方が右心室からでている状態です。

どちらか一方が完全に、どちらか一方が半分でています。

心室の中央に穴(心室中隔欠損)を必ずともない、左心室の血液はここからでてきます。

 

心室中隔欠損の場所により、以下の4つに分けられます。

 

・大動脈弁下型:心室中核欠損が大動脈弁近くにある

・肺動脈弁下型:心室中隔欠損が肺動脈近くにある

・両大血管下型:心室中隔欠損が両大血管の近くにある

・遠位型:心室中隔欠損が両大血管から離れている

 

それぞれ、血液の流れ方、手術の方法などが異なってきます。

 

両大血管右室起始の症状

ほとんどの場合、生まれてからまもなくして症状が出るようになります。

チアノーゼ(全身、特に指先が青くなる)、息苦しさ(多呼吸)や体重増加不良が主な症状です。

 

両大血管右室起始の治療

その他の心臓と血管の異常(肺動脈狭窄、肺動脈閉鎖、弁の異常、大動脈縮窄症など)もある場合、緊急手術することがあります。

 

多くの場合新生児~乳児の間に手術がおこなわれます。

手術までの間は、心不全に対する薬物療法が行われることもあります。

最終的には、全身から送り込まれてきた静脈血を心臓を介さずに直接肺に送り込めるようにする手術(フォンタン手術)を行う場合が多いそうです。

 

(Photo by:写真AC

著者: みゅすけさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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