カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児・子供の病気 >
  3. 病気と症状 >
  4. 胸部 >
  5. 総肺静脈還流異常 >
  6. 生後数時間で呼吸困難やチアノーゼ症状が…!総肺静脈環流異常症の原因とは!?

育児・子供の病気

生後数時間で呼吸困難やチアノーゼ症状が…!総肺静脈環流異常症の原因とは!?

「総肺静脈環流異常症(そうはいじょうみゃくかんりゅういじょうしょう)」という病気を、聞いたことがあるでしょうか。

総肺静脈環流異常症は先天性心疾患のひとつで、発症頻度は全先天性疾患の0.32パーセントと、比較的珍しい病気です。

 

長く複雑な病名から、おそろしい病気のように聞こえますが、早急に手術をすることによってきちんと治る病気です。

今回はそんな「総肺静脈環流異常症」について、原因やおもな症状を中心にまとめてみました。

総肺静脈環流異常症とは?

本来、血液は肺で酸素を受け取って、肺病脈を通りながら左心房に戻り、最終的に全身を巡ります。

ですが、その心臓の左心房に入るべき4本の肺静脈が、右心房や大静脈などほかの場所につながってしまう心疾患のことを、総肺静脈環流異常症と呼びます。


生後数時間で呼吸困難や、皮膚や粘膜が紫色になるチアノーゼを起こすことがあり、その場合ただちに手術が必要となります。

 

総肺静脈環流異常症の原因

心臓ができる過程で、本来肺の一部として形成される肺静脈と、左心房になるべき場所が、なんらかの原因でうまくつながらなかったためといわれています。

行き場を失った肺静脈が、別の出口を探して上大静脈や右心房など、ほかの場所につながってしまうために総肺静脈環流異常症が起こります。


総肺静脈環流異常症になると、肺静脈の出口となった側が本来よりも多量の血液を受け取ることとなり、正常な場合よりも負担が増すことになります。

総肺静脈環流異常症の症状

ほとんどの場合、出生直後から、皮膚や粘膜が紫色になるチアノーゼが起こります。

また、肺静脈の出口が狭いと肺内の血流が滞り、呼吸困難が起こることがあります。


まれに生後数か月症状があらわれないこともあり、その場合は検査をすることで病気の発見が可能です。

 

早急な手術が必要

出生後早期に、症状が急激な進行をするため、ほとんどの場合は緊急手術となります。

手術では肺静脈を左心房につなぎ直す処置を行います。


先天性疾患のため予防方法は確立されていませんが、診断がつき次第すみやかに手術を行うことで、その後の治療に専念することができます。

 

(Photo by:写真AC )

著者: yuimaruさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

総肺静脈還流異常に関する記事

生まれてすぐに心臓の手術!新鮮な血液が回らない!?総肺静脈還流異常

心臓が正しく機能し、血液が正しく流れていることは「生きる」ことの基礎です。 ...

病気と症状の体験談

あかちゃんの皮膚トラブル対処法!

生後0~1か月の頃は脂漏性湿疹で皮膚ケアをがんばる日々でしたが、やっと完治。しかし、今度は生後二ヶ月...

脂漏性湿疹や汗疹、湿疹。あかちゃんの皮膚トラブル

あかちゃんのお肌はとても繊細。新生児期は脂漏性湿疹に悩まされましたが、3ヶ月ごろは首や足の付け根の深...

カラダノートひろば

総肺静脈還流異常の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る