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育児・子供の病気

肌が紫色に!?気をつけたい乳幼児の「ファロー四徴症」の症状とは?

「ファロー四徴症(ファローしちょうしょう)」とは、皮膚や粘膜が紫色になる「チアノーゼ」が出る、もっとも頻度の高い先天性のチアノーゼ性心疾患のことです。

1888年、フランス人医師ファロー氏が初めて記載したことで、この病名で呼ばれるようになりました。

先天性の心疾患のうち、およそ5パーセントを占めています。


今回はそんな「ファロー四徴症」について、その特徴やおもな症状を中心にまとめてみました。

ファロー四徴症の特徴

ファロー四徴症には、心室中隔欠損、右心室流出路狭窄(肺動脈狭窄)、大動脈騎乗、右心室肥大という4つの特徴があります。

なかでもとくに右心室流出路狭窄(肺動脈狭窄)の程度によって症状のあらわれかたが違い、治療の方法や時期も違ってきます。

 

最大の特徴はチアノーゼ

本来、酸素含有量の少ない静脈血は肺動脈に流れていきます。

ただしファロー四徴症の場合、右心室流出路狭窄(肺動脈狭窄)と心室中隔欠損のために右心室から左心室を経由して、本来流れない大動脈へ流れ込んでしまいます。

そのため動脈血のなかの酸素含有量が低下し、低酸素血症、いわゆるチアノーゼが起こるのです。

チアノーゼとは?

チアノーゼとは、皮膚や粘膜、唇や手足の先、爪などが紫色になる現象のことをいいます。

酸素の不足した血液が流れるために起こり、場合によっては意識を失うこともあります。

症状のあらわれかた

ほとんどの場合、出生後早い時期か乳幼児期に、心雑音やチアノーゼがきっかけでわかります。

 

右心室流出路の狭窄が軽い場合は、チアノーゼは比較的軽度です。

ミルクの飲みが少なかったり、体重の増えが少なかったり、汗を多くかくなどの心不全症状が起こります。


右心室流出路の狭窄が強い場合は、新生児期から全身にチアノーゼが起こります。

右心室流出路の狭窄は成長とともに強くなっていくことが多いため、チアノーゼの程度も徐々に強くなります。

 

ファロー四徴症の治療方法

右心室流出路狭窄の程度によって、治療の方法が大きく異なります。

薬物療法が行われることもありますが、基本的には手術に向けての暫定的なもので、治療そのものは手術などの外科的治療が中心となります。


手術では心室中隔欠損を閉じ、右心室流出路を形成する処置を行います。

チアノーゼが強い場合には、まず肺に流れる血液を増やす手術を行い、チアノーゼを改善させて成長を待つこともあります。

(Photo by:写真AC

著者: yuimaruさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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