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生活習慣病

朝食前のアーモンド摂取は、HDLコレステロールを増加させる?!

悪玉コレステロールである「LDL-C」を下げ、善玉コレステロールである「HDL-C」を上げることが、動脈硬化予防につながることは周知の事実だと思います。

LDLのみを下げたところで、HDLも低いままだと、動脈効果は進行するということを知らない人もいるかもしれません。

 

HDLを増加させる薬としては、現在ではナイアシンが有力ですが、その他にも注目されているものにナッツがあります。

 

中でもアーモンドは、3ヶ月間の試験でHDLが15%程度増加したという報告があります。

 

アーモンドに含まれる栄養素は?

アーモンド中のどの成分がHDL-C増加に寄与したのかは不明とされていますが、総合栄養食品であることから、その他の多くの疾患予防にも効果があります。

 

含まれる栄養素

・植物性たんぱく質(=骨折予防)

植物性たんぱく質を約20%近く含有している。

 

・ビタミン類(=動脈硬化予防)

ビタミンEをもっとも多くふくんでいる食品のひとつ(100g中に約30mg含有)。

その他、ビタミンB1/B2/ナイアシン/葉酸など。

 

・ミネラル(=高血圧予防)

生体活動に不可欠な無機質を多く含有。

カリウム/マグネシウム/カルシウム/リン/鉄/亜鉛/銅など。

 

・食物繊維(=LDL低下)

水溶性・不溶性両方の食物繊維を含有している。

 

アーモンドでLDL低下・HDL増加効果が見られた

■アーモンドの摂取で、HDLが約15%増加した(Jpurnal of Nutrition誌オンライン版)

 

対象

冠動脈心疾患患者150人(LDLコレステロールが100mg/dL以下、HDLコレステロールが男性:40mg/dL以下、女性:50 mg/dL以下)

 

試験内容

3グループ(パキスタン産摂取群・米国産摂取群・無摂取群)にランダムに分け、アーモンド10g/日を朝食前に摂取してもらう。

 

結果

・アーモンド摂取群は、HDLコレステロールが増加した。

・6週と12週時点では、HDLコレステロールは、研究開始当初と比べると12%~16%高かった(例:HDL-C=30mg/dLで、4mg程度増加)。

・その他にも、総コレステロールや悪玉のLDLコレステロール・VLDLコレステロールも減少した。

 

最後に

このように、脂質異常症の改善に効果的であることわかりました。

いっぽうで、一粒当たりのカロリーも高いことから、一日総摂取量を計算して摂取することが必要になります。

 

(photoby:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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