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育児・子供の病気

乳幼児・幼児の難病、重症重複合型免疫不全症…予防接種で発覚することも!

子どもの病気のひとつで、先天性の免疫不全症というものがあります。

免疫不全症とは、なんらかの原因によって免疫機能が働かずにあらゆる感染症にかかりやすくなる病気です。

10万人に1人の割合で発症します。その中でも重度のものが「重症重複合型免疫不全症」です。

ここでは、重複複合型免疫不全症の症状や特徴、どうやって発覚するのか、治療法などについてまとめました。

難病「重症重複合型免疫不全症(SCID)

重症重複合型免疫不全症いわゆるSCIDは、10万人に1人の割合で発症するといわれている難病です。

放っておくと2歳まで生きられません。

免疫不全症の一種なので、病気にかかっても免疫機能が働かずに感染症を次々とおこしてしまう病気です。

先天性、つまり遺伝的なもので、自分で白血球やリンパ球がうまく作れないために細菌やウィルスに感染すると重症化してしまうのです。

SCIDはT細胞とB細胞が働かない!

血液中の白血球の中には、T細胞とB細胞があります。

T細胞は、感染した細胞をみつけて排除する役割があります。そして、B細胞に、「病原菌がいるから抗体をつくって!」と指令をだします。

B細胞はT細胞からの指令を受け取って、抗体を作る役割があります。

この免疫システムが働かないのがSCIDです。

これらの免疫機能が働かないために、感染症になって重症化してしまうのです。

 

予防接種で気づくことも…

生まれてすぐに発見される場合以外では、予防接種をうけた時になんらかの反応が起きて気づく場合があります。

予防接種は、その病気の免疫を作るためにあえて体内に抗原を接種します。

しかし、SCIDだと免疫が作られないために感染症にかかってしまい、予防接種で重症化してしまうことも…。

 

また、ほとんどは生後3か月までに肺炎や下痢を起こして重症化するようです。

ただの風邪と思っていても、どんどん悪化していき、数か月後に総合病院での検査によって発覚することもあるようです。

 

SCIDの治療法

SCIDの治療法は、細胞移植・骨髄移植・遺伝子治療があります。

遺伝子治療に関しては、日本でも1995年に初めて行われて成功しているようですが、アメリカに比べるとまだまだ研究者も少なく、遅れているのが現状です。

 

最近では、医学の進歩によって治療法が増えてきてはいますが、まだまだわからないことの多い病気のようです。

(Photo by:写真AC

著者: katsuoさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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