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育児・子供の病気

子どもが重症重複合型免疫不全症(SCID)と診断されたら…親ができること

先天性(生まれ持っている)の免疫不全症という病気があります。

体内に入って来る病原菌と戦ってくれる「免疫機能」になんらかの障害があって免疫をつくることができない病気です。

その中でも重度のものが重症重複合型免疫不全症(SCID)です。

ここでは、重複複合型免疫不全症(SCID)の症状や検査法・治療法、どうやって発覚したあとの対処法、親が出来ることなどについてまとめました

重症重複合型免疫不全症(SCID)とは?

略してSCIDといわれるこの難病は、10万人に1人の割合で発症するといわれています。

免疫機能の中でも、白血球の中のT細胞とB細胞という機能が働かない病気です。

そのため、あらゆる感染症にかかって、重症化してしまいます。放っておくと2歳まで生きられない難病です。

 

予防接種で気づくことも…

ほとんどの患者が、生後3か月までに肺炎や下痢を発症します。

また、予防接種を受けてなんらかの反応が出たことで発見されることもあります。

 

免疫機能の働きに関する病気のため、母乳育児をしていて母乳によって母親の免疫がまだ残っているうちには感染症にかからずに発見されず、免疫がなくなってくる生後6か月ごろに風邪などにかかって発見されるということも。

 

診断されたら?治療法は?

血液検査などをして、白血球の数が少なく、その中のリンパ球も少ないことが結果として出ると、免疫不全症の可能性が出てきます。

そして、T細胞やB細胞の機能がほとんど働いていないと、重度の免疫不全症、つまりSCIDと診断されます。

 

SCIDの治療法

まずは、感染症を予防しなくてはいけません。

クリーンルームにて入院をし、感染症にならないように投薬し、コントロールします。

 

SCIDの治療法としては

・血液移植

・骨髄移植

・遺伝子治療

 があります。

医療の進歩によって、このように治療法が増えてきています。

しかし、まだまだ日本には研究結果や研究者が多くはないとのことで、遺伝子治療に関しては遅れているのが現状です。

 

申請することは?

 まず、骨髄移植ができるように、骨髄バンクに登録が必要です。登録には、登録料として50万円くらいかかるそうです。

SCIDは、難病登録されている病気です。住んでいる地域で助成金や難病患者福祉手当がありますので、申請しましょう。

 

新生児スクリーニング

産まれてすぐに、このような先天性の異常がないかを検査する新生児スクリーニングというものがあります。

この検査によって、先天性なので治すことはできませんが、早期に発見して、感染症を防ぐことが可能になるのです。

 

この検査は、自治体で行われるため無料でできます。

早期発見で、大切な子どもの命を守れることを願っています。

 

(Photo by:写真AC

著者: katsuoさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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