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育児・子供の病気

もしも分娩麻痺と診断されたら…?対処法・自宅でのケアのポイント

 

長い妊娠期間を経てやっと出会えた赤ちゃん!

でもちょっと様子がヘン…?もし赤ちゃんが分娩麻痺と診断されたらどうしたらいいの?

ここでは、分娩麻痺についてどんな症状や特徴があるのか、簡単にまとめてみました。

分娩麻痺とは

分娩の時に、腕の神経が何らかの原因で外傷を受けて麻痺を起こし、出生直後から上肢を動かすことのできない状態のことを指します。

腕全体がだらん、とした印象で、肩には力が入らず、肘も曲がりません。

手指は動かないことが多いと言われています。

 

分娩麻痺が起こる原因

出産の時、赤ちゃんは多くの場合、頭を下にして出てきます。

大きな頭が出れば、通常は肩・体はいきみでするんと出てきますが、赤ちゃんのサイズや向きなど様々な要因が重なり、産道で引っかかってしまうことがあります。

この時、介助者が赤ちゃんを引っ張った結果、牽引力がかかりすぎて頸部が側方に引き伸ばされ、頚髄下部から胸髄上部にかけて形成される腕の神経が損傷を受けることで、麻痺が起こると考えられています。

また、稀に子宮内でも神経が圧迫され、麻痺が生じるとされる説もあります。肩幅が大きく、産道を通りにくい巨大児(出生体重が4000グラム以上)に多いようです。

 

分娩麻痺の治療について

出産後は安静を保つ必要があります。1~2週間を目処に、装具やギブスなどは使用せず安静にしてあげましょう。

その後も安静を続けていると関節や筋肉が固まってしまうため、赤ちゃんの様子を見ながらリハビリテーションを開始します。

 

多くの場合、2~3ヶ月で回復が見られるはずですが、神経が完全に断絶されてしまった場合には回復が見込めないため、1ヶ月を過ぎても全く変化が見られない時には手術などが必要となります。

なお、その後も生後3ヶ月になるが手首が曲がらない、生後6ヶ月になるが肘が曲げられない、などの症状が見られた場合には、手術が必要かもしれません。

分娩麻痺に気が付いたら…

早期の発見と、早期のリハビリ・訓練によって、予後は良好であるケースも多くあります。

過度に心配せずに、不安なこと、おかしいなと思ったことがあればすぐに医師に相談しましょう。

一人で悩まず、専門家の判断を仰いて適切な処置を施してあげることが赤ちゃんにとって重要になります。

自宅でのケアのポイント 

リハビリテーションは早めに始め、継続することが大切です。

入院期間は医師や専門のスタッフの指示を受けながら行いますが、退院以後はママの根気も必要になります。

産院はもちろん、整形外科などを改めて受診し、リハビリについて相談したり、やり方について相談するのもよいでしょう。

また、無理をし過ぎないことも大切です。

赤ちゃんは生まれてきたばかりで、ママの体調もまだ万全ではない時期だと思います。

無理せずご家族の協力も得ながら、我が子とゆっくり向き合い、リハビリを進めていくとよいでしょう。

 

(Photo by:pixabay

著者: mana*さん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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