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育児・子供の病気

治りにくい感染症に繰り返しかかってしまうなら…慢性肉芽腫症かも!?

慢性肉芽腫症(まんせいにくげしゅしょう)はどんな病気なのでしょうか?

慢性肉芽腫症とは、乳幼児期より重症細菌・真菌感染症にくりかえしかかり、臓器に肉芽腫ができてしまう、先天性の免疫不全症です。

ここでは、慢性肉芽腫症の原因や症状の特徴、治療法などについてご紹介します。

慢性肉芽腫症の原因は?

血液中の白血球は、細菌や真菌を細胞内で殺菌する役割をしています。

この白血球のような細胞のことを食細胞と言います。

慢性肉芽腫症は、この食細胞機能に異常がみられる先天性の疾患なのです。

白血球の殺菌機能をおこなうために必要なスーパーオキサイドや過酸化水素などの産生の低下によって、食細胞が機能しなくなることが慢性肉芽腫症の原因です。

最近では、遺伝子の解析が進んだことで、女の子よりも男の子の方が発症率が高いことがわかったそうです。

 

慢性肉芽腫症の症状の特徴

ほとんどの場合、生後数か月から発症します。

細菌や真菌を殺菌する機能が弱い病気なので、治りにくい感染症に繰り返しかかることが特徴です。

また、肺・肝臓・皮膚やリンパ節、消化管などに肉芽腫をつくります。

肉芽腫とは、炎症などで欠損した部分に、赤く柔らかい結合組織ができることで、免疫反応のひとつです。

発育が遅れたり、貧血になることもあります。

少ない例ではありますが、10代前半くらいに発症する場合もあるそうです。

 

慢性肉芽腫症の4つの治療法

1. 抗生物質による治療

症状の度合いによって違ってはきますが、基本は抗生物質を継続して投与することです。

2. 予防接種をすること

細菌や真菌に感染しないようにすることが一番大切です。

そのため、予防接種は積極的に行ってください。

3. BCGは接種しないで

予防接種をして、感染症から守ることが必要ですが、深在性リンパ節炎を発症するため、BCG注射だけは避けてください。

4. 重症の場合は骨髄移植も

重度の場合には、骨髄移植も考えられます。

アメリカでは、遺伝子治療を行った例もありますが、日本ではまだまだ研究途中のようです。

 

慢性肉芽腫症は、過去には平均寿命が20~30代だったのですが、最近では医学の進歩により30代以上の患者が増えているそうです。

こうしてひとつでも多くの症状に有効な治療法がさらに増えることを願います。

 

(Photo by:写真AC

著者: katsuoさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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