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メンタル

場面緘黙の治療法は?緊張しやすいだけ?

家庭や気心知れた友達に対しては、話すことができるのに、学校や園など、特定の場所へ行くと、何も話せなくなってしまうお子さんはいませんか?

もしかしたら、「場面緘黙症」かもしれません。どのような症状か、お伝えしたいと思います。

「場面緘黙症」って何??

家庭などで過ごしているときは会話をすることができるのに、ある特定の場所へ行くと、話すことができなくなってしまうことを「場面緘黙症」(もしくは「選択性緘黙症」)と言います。
この症状のお子さんは、こちらの話は、しっかりと理解していますし、どのように伝えたら良いのか分からないということではありません。

しかし、人前で話すことがとても難しいです。
例えば、学校で話ができない子は、登下校の途中にどんなに元気よく話をしていても、校門から一歩入った途端にピタリと話をやめて黙ってしまいます。
極度の緊張から体も硬直してこわばってしまうことが多いようです。

病気ではない

幼児期の女の子に特に多い症状のようです。
中学生まで続いてしまうと大人になるまで改善されないことが多いそうです。しかし、病気ではないため、周囲が症状を理解し、本人が安心して過ごせる環境を作っていくことが大切と言えます。

また、話ができないから発言させる機会もなくすのではなく、話さなくても、ジェスチャーや、文字を書くなど、その子なりの表現ができるような場を大切にし、できたことを褒めて自信が持てるような配慮が必要と言えます。

無理に人前で話をさせるのはやめよう

「家ではこんなに話をするのに、どうして・・・」と悩んでしまう保護者の方や、教師がいらっしゃることと思います。

しかし、このような症状のお子さんに対して、無理に人前で話をさせたり、できないことを責めてしまうことは、お子さんを追い詰めてしまうことになります。
追い詰められてしまうと、引きこもりや、登校拒否につながる恐れがあります。人前で話をすることが難しくても、その他に関しては意欲的に取り組んでいることが多いと思います。

できないことではなく、できたことを認め、自信へとつなげる!

その子の良いところを認めていける学級づくりができるように心がけましょう。そして、親も、お子さんの症状を理解し、できたことを認めて自信へとつなげていけるように褒めていきましょう。

また、小さな声、手紙などでコミュニケーションを図ることもできると思いますので、それぞれのお子さんにあったコミュニケーションの方法を見つけて、個人的に関わることを大切にしましょう。

きっかけを大切に!

「場面緘黙症」だからと言ってずっと話をすることができないというわけではありません。
全く話そうとしなかった姿から、徐々に小さな声で耳元で話をしてくれるようになったり、ジェスチャーで気持ちを伝えてくれる・・・など、お子さんにより、様々な成長が見られます。

周囲の大人は、その子の成長をしっかりと見守り、一歩踏み出せるようなきっかけ作りを大切にしましょう。
ただし、「言わせよう!」と力んでしまうのはNGです!!できるだけ、自然に、その子が安心して自己表現できるような環境を作っていけるように心を使いましょう。

いかがでしたか。症状を理解して、気持ちに寄り添っていくことが大切ですね。
(Photo by:足成

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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