カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児 >
  3. 病気と症状 >
  4. 胸部 >
  5. 早期治療が一番のカギ!男児に多い「大血管転位症」のチアノーゼ症状…

育児

早期治療が一番のカギ!男児に多い「大血管転位症」のチアノーゼ症状…

「大血管転位症(だいけっかんてんいしょう)」とは、新生児期にあらわれる先天性心疾患のひとつです。

大きく分類すると心臓や血管の病気で、先天性心疾患全体のうち、約48パーセントの頻度であらわれます。

 

診断がつき次第、早期に治療を開始することで高確率で治る病気ですので、すみやかな対応が非常に重要となります。

 

今回はそんな「大血管転位症」について、症状や特徴を中心にまとめてみました。

 

 

大血管転位症ってどんな病気?

心臓の右心室から大動脈が、左心室から肺動脈が始まるという、正常な状態とは逆の状態となってしまう病気のことです。

ただしこのとき、心臓に存在する4つの部屋である「左心室」「左心房」「右心室」「右心房」は正常につながった状態です。

 

大血管転位症の特徴

かならず心房中隔欠損をともなうのが特徴のひとつです。

また、女児よりも男児に多く見られる病気だといわれており、患者となる新生児は、正常か正常以上の体重であることが多いようです。

 

適切な治療を行わない場合には死亡率が高い病気だとされていますが、現在では新生児期から専門的で適切な治療を行うことで、約80パーセント以上が正常に発達するといわれています。

 

大血管転位症の症状

新生児期に高度のチアノーゼが起こり、持続します。

しかしこのチアノーゼは酸素を吸入しても改善せず、ほかに多呼吸や努力呼吸などの肺血流量増加群の症状があらわれることもあります。

しかし、末期まで強い呼吸困難が起こらないのも特徴のひとつです。

 

心音には雑音があらわれないこともあります。

 

大血管転位症の治療方法

新生児期または乳児期の早い時期に行う外科的手術が治療の中心となります。

この手術では、大動脈を左心室に、肺動脈を右心室につけ替える処置を行います。

また、出生直後のチアノーゼが非常に高度である場合には、カテーテルを使った風船治療で心房中隔の穴を広げ、大動脈への血液量を増やす処置を行うことがあります。

 

 

早期に治療を始めることが大切

現在、大血管転位症の手術成功率は90パーセントを超える高さとなっています。

診断がつき次第、早期に治療を開始することでかなりの確率で症状が改善されますので、ただちに専門病院を受診することが重要です。

 

(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

胸部に関する記事

肺に血液を送る血管が狭くなっている!肺動脈狭窄でも子どもは元気に育っていける?

心臓の先天的な疾患というと、まれな病気に思われるかもしれません。 ですが中...

子どもが鳩胸気味?鳩胸になる原因とは?親が注意したいポイント

子どもの胸がなんだが前に出ているような気がする、と悩んでいる親御さんもおられ...

病気と症状の体験談

正月に発熱~病院も正月休みで初めての救急へ~

娘が12月中旬に一度風邪をひき、薬を飲ませ完治。年末年始にまた風邪を引くことはないだろうと思っていま...

1歳1か月で、突発性湿疹になりました

我が家の三女、1歳1か月 先日、ついに突発になりました~高熱が4日間!!先日、我が家の三女が突...

カラダノートひろば

胸部の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る