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育児・子供の病気

ロタウイルスを接種期間がほかの予防接種に比べて短いのはなぜ?

 

ロタウイルスにはワクチンがありますが、受けられる期間が他のワクチンに比べて短いのが特徴です。では、何故接種できる期間が短いのでしょうか?

ロタウイルスのおさらい

ロタウイルスは冬~春に多く、主に生後3~24ヶ月の乳幼児に起こりますが、ピークは生後7~15ヶ月です。

 

生後3ヶ月までは、母親からもらった免疫によって感染しても症状がでないか、軽症で済みますが、生後3ヶ月以降に初めて感染すると重症化しやすくなります。

ロタウイルスは重症になりやすい

ロタウイルスは、約2日の潜伏期間を経て、4~5日続く強い嘔吐と下痢をもたらします。

下痢便が白くなることも特徴で、30~50%の頻度で発熱も見られます。嘔吐・下痢により容易に脱水に陥ります。

 

そして、ロタウイルスは最も重症になりやすい事でも知られており、日本では約10%が重症になります。

脳炎や脳症も引き起こすことがあり、嘔吐や下痢がひどくなくても、いきなり意識不明になったりすることもあるのです。

 

症状としては繰り返す痙攣や意識障害で、38%が後遺症として麻痺等を残してしまう恐ろしい病気です。

 

ロタウイルスはワクチン接種が肝心

ロタウイルスは、任意接種で、かつ高額。

 

しかし、ワクチンを接種することにより、重症や入院例を90%以上抑えることができ、嘔吐や下痢を7~8割以上軽症化することもできるのです。

 

接種期間が短いのは何故?

ロタウイルスに有効なワクチンは2種類ありますが、それぞれ生後6週以降から遅くとも生後24週~32週までには接種完了しなければなりません。

 

その理由としては、母親からもらった免疫がなくなり重症ロタが急増する4ヶ月以前に免疫をつけ、合併症(脳炎や腸重積など)を減らすためです。

 

また、ワクチン接種後の腸重積の紛れ込みを防ぐためでもあります。

 

腸重積は乳児期後期に発症することが多いですが、この時期にロタウイルスのワクチン接種をすると、接種と因果関係がなくても、腸重積が増える可能性があるので、それを避けるために早い時期にワクチン接種を完了させるのです。

 

ロタウイルスのワクチンは生ワクチンであり、接種期間も限られているので、生後2ヶ月になったら、ヒブや肺炎球菌ワクチンなどと共に同時接種しましょう。

 

任意接種で高額ですが、重症化をかなり防げるので、接種されることをおすすめします。 

(Photo by:写真AC

著者: ゆたいさりさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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