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育児・子供の病気

ロタウイルスにはなぜ2回接種と3回接種のワクチンがあるのか?

  

冬から春にかけて流行するロタウイルスは、乳幼児にかかりやすく、重症化しやすいことが特徴です。 ロタウイルスには“ロタリックス”という2回接種のワクチンと、“ロタテック”という3回接種のワクチンがあります。

 

なぜ2種類あるのか、どのような違いがあるのか、それぞれの特徴をご紹介します。

 

ロタウイルスとは

乳幼児に多く起こるウイルス性の胃腸炎。全世界に広く分布して、衛生状態に関係なく世界各地で感染が見られます。

 

症状

突然の嘔吐に続き、白っぽい水のような下痢を起こします。発熱を伴うこともあり、回復には1週間程度かかります。

 

特効薬はなく、時に下痢や腎不全、脳炎、脳症などを合併することがあり、重症化しやすいのが特徴。

 

ワクチン接種で重症化を防ぐことができる

現在、ロタウイルスにはGSK社製の“ロタリックス”とMSD社製の“ロタテック”の2種類のワクチンがあり、どちらかの接種で、ロタウイルスによる重症化を防ぐことができます。

 

ロタリックス(2回接種)の特徴

・最も頻度が高いロタウイルスであるG1P(8)型にのみ対応した、1価ワクチン。

交叉免疫性が強く、他の型に対しても免疫を作ります。具体的には、G2P(4)、G3P(8)、G4P(8)、G9P(8)にも効くため、多価ワクチンと同じ効果があります。

 

・1回目は生後6週以降、20週まで、2回目は生後10週以降、24週までの2回接種の経口生ワクチン。

 

ロタテック(3回接種)の特徴

・G1、G2、G3、G4、P(4)の5つの成分を含んでいて(5価ワクチンと呼ぶ)、頻度的に上位のG1P(8)、G2P(4)、G3P(8)、G4P(8)の全てを抑えます。

 

・1回目は生後6週以降、24週まで、2回目は生後10週以降、28週まで、3回目は生後14週以降、32週までの3回接種の経口生ワクチン。

 

ロタウイルスに有効なワクチンは2種類ありますが、どちらを接種しても大きく違いはありません。

 

どちらも任意接種で、高額なことは間違いありませんので、選ぶ必要はないと言ってよいでしょう。かかりつけの病院で使われているワクチンを期間内に接種しましょう。

 

(Photo by:写真AC

著者: ゆたいさりさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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