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生活習慣病

1型糖尿病のβ(ベータ)細胞再生を促す「I-BET151」とは

糖尿病は膵臓のβ(ベータ)細胞から分泌される、インスリン量が低下したり、インスリン抵抗性が増すことによって、血糖値が上昇することにより、慢性の高血糖状態を来す代謝疾患。

 

1型糖尿病は自己免疫異常により、インスリンを合成する膵臓のβ細胞が破壊されて、インスリンの絶対量が不足し、高血糖状態になりますが、最近ベータ細胞を再生することにより、糖尿病が根治するのではないかと言われてます。

 

では、β細胞再生とはどのようなことなのでしょうか。

 

幹細胞からβ細胞を再生する

京都大学の山中教授が発見したiPS細胞と、胚性幹細胞と呼ばれるES細胞から、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞を再生するのに成功したと、米ハーバード大学幹細胞研究所から発表がありました。

 

マウスを用いた実験では、移植したβ細胞が長期にわたりインスリンを分泌しているのを確認。人への臨床試験を数年内に予定しており、1型糖尿病の根治に向けた大きな前進だとも言われております。

 

β細胞の再生を促す「I-BET151」とは

1型糖尿病に、これまでなかった全く新しいタイプの薬が開発されつつあります。

 

米ハーバード大学医学部を中心とする研究グループは、その結果をオンライン科学し、イーライフ(eLife)誌で、2014年11月19日に報告しました。

 

1型糖尿病は膵臓の機能が落ち、ランゲルハンス島で炎症が起きてβ細胞が減るのですが、I-BET151はこのうちの炎症を軽くすることが分かりました。

 

つまり、糖尿病の発症を抑制し、その抑制された状態が継続することに成功しました。

 

さらに、炎症を防ぐとどまらず、β細胞を再生させる効果もあるようなので、実用化まで至れば、1型糖尿病の治療は一変するかもしれません。

 

β細胞がある、膵臓のランゲルハンス島は神経細胞と同じように一度死滅したら再生することは不可能に近いですが、様々な研究が進められ、β細胞が再生され1型糖尿病を根治させるかもしれないと言われています。 

(Photo by:写真AC

著者: ゆたいさりさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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