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過去の血糖値が丸わかり!ヘモグロビンA1Cの値の必要性・正常値の基礎知識

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ヘモグロビンA1Cが嫌いな糖尿病患者さんもいるのではないでしょうか?
糖尿病の改善に励んでいる患者さんにとっては、日々の努力の成果とも言えます。

 

「過去がまるわかり」のヘモグロビンA1

自分で測定したりする血糖値は、「その時点での血中の糖の量」ですよね。

これは運動したり食事に気を使ったりすれば低くなりますし、食前か食後かによっても変わってきます。

そのため、定期健診に行く前に血糖値を下げよう努力する人もいるのではないでしょうか?

これに対してヘモグロビンA1Cも血糖値のひとつです。

ただしその時点の血糖値を示すものではなく、「過去23ヶ月」の平均的な血糖値を示します。
そのため、努力してきた分は反映されますし、不摂生があればそれに反映されてしまいます。

仮にその時点の血糖値がよかったとしても、ヘモグロビンA1Cがよくなければ、それがうわべだけのものだとバレてしまうのです。

 

どうして過去23ヶ月の平均値が分かるのか?

この過去23ヶ月というのは赤血球の寿命に関係しています。

赤血球というのは約120日ほどで寿命を迎えます。
古くなった赤血球は脾臓で壊され、その分新しい赤血球が脊髄でつくられます。

 

さて、血中に糖(ブドウ糖)がたくさんある状態になると、ヘモグロビン(赤血球に含まれている)にブドウ糖がくっつきます。
もちろんブドウ糖の量が多ければ多い程、たくさんのブドウ糖がヘモグロビンにくっつきます。

くっつかれた赤血球自体は120日しなければいなくなりませんので、高血糖が続けばその状態が続いていくわけです。

 

このため、ヘモグロビンA1Cを測定することによって、過去の血糖値の高さを知ることができるということです。

 

 

どうしてヘモグロビンA1Cの検査が必要なの?

ここまで見ると「ちゃんと言われた生活をしていませんでしたね!」と怒るためにヘモグロビンA1Cを測定しているように思えるかもしれません。
しかし怒るためというのはもちろん違います。

 

糖尿病になった場合、血糖値をなるべく正常の範囲内でおさめるよう治療をしていきます。

それは運動や食事の摂生かもしれませんし、経口剤の服用かもしれませんし、インスリン注射かもしれません。
いずれにしてもこうした治療を、生活の中で実践していってもらうわけです。

 

しかし先に書いたように、血糖値は変動するもので、その時点の血糖値だけ見ても治療効果を判断することができません。
そこで必要なのが、「ヘモグロビンA1C」なのです。
これによって、選択した治療が本当に効果的かどうかを知ることができます。

 

 

正常値を目指せ!

ヘモグロビンA1Cの正常値は45.9%です。

 

実は糖尿病の人が、ヘモグロビンA1Cの値をどこまで下げれば、合併症を起こさなくなるかというのは、正確に分かっていません。
そのためできるだけ正常値を目指していくことが求められています。

 

 

(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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