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生後すぐに発覚する!先天性心疾患「三尖弁閉鎖症」の特徴とおもな症状

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「三尖弁閉鎖症(さんせんべんへいさしょう)」とは、赤ちゃんに起こる先天性心疾患のひとつです。

右心房と右心室の間にある「三尖弁」が生まれつき閉じてしまっている病気で、先天性心疾患全体の約13パーセント程度の頻度で起こります。

血液の循環がうまくいかないことでチアノーゼが起こり、生後すぐに発覚することの多い病気です。

今回はそんな「三尖弁閉鎖症」について、特徴とおもな症状を中心にまとめてみました。

三尖弁閉鎖症になると…

全身を通って右心房に戻ってきた血液は、三尖弁が閉じてしまっているために心室中隔欠損を通って左心房へ抜けていきます。

左心房で肺からの血液と混ざると、今度は左心室へ行ってその後大動脈から全身へ流れていきます。

このとき、一部は心室中隔欠損や動脈管を通って肺に流れます。

三尖弁閉鎖症になる原因とは

根本的な原因は、現段階でははっきりとはわかっていませんが、お母さんのお腹の中で胎児の心臓が形成される段階で、異常が起こるためだといわれています。

一本の管が折れ曲がるようにして心臓の4つの部屋を形成していくのですが、その過程でなんらかの異常が起こったものと考えられています。

三尖弁閉鎖症の症状

血液の循環がうまくいかないことで、皮膚や粘膜が紫色になるチアノーゼの症状があらわれます。

生後すぐにチアノーゼが起こることが多いため、出生後早期に発覚することが多いようです。

肺への血流が多くなってしまうタイプの場合、多呼吸や体重増加不良、また心不全などの症状が見られることもあります。

三尖弁閉鎖症の治療方法

基本的に、手術による外科的治療が必要となります。

肺動脈への血流が少ない場合と多い場合とで、行う手術の内容が異なります。

体重増加不良が見られる場合には、薬や点滴などで血流を調整し、手術ができる体重になるまで体重増加を待ちます。

最終目標「フォンタン手術」

フォンタン手術とは、心臓の機能を修復するためのバイパス手術のことです。

最終的には、子どもがフォンタン手術ができるまで成長するのを待って、この手術を行うことが治療の最終目標となります。

 

(Photo by:写真AC

著者: yuimaruさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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