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早産児に多い!「呼吸窮迫症候群」の症状・治療法 予防は可能なの?

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「呼吸窮迫症候群(こきゅうきゅうはくしょうこうぐん)」は、お母さんのお腹の中から37週未満で生まれてきた早産児などに多くみられる、呼吸疾患です。

肺の「サークファント」と呼ばれる肺界面活性物質が作られないか不足していることが原因で、新生児の肺の動きに問題が起こる病気です。

 

早産であればあるほど発症のリスクが高まり、また、お母さんが糖尿病に罹患している場合にも発症するおそれがあります。

 

今回はそんな「呼吸窮迫症候群」について、おもな症状や治療方法を中心にまとめてみました。

 

サークファントとは

肺界面活性物質のことで、呼吸の際に肺胞が拡張した状態を保つために必要な物質です。

通常、妊娠3234週ごろから胎児の体内に作られはじめます。

そのため、早産であればあるほどサークファントの産出が少ない状態での出産となるため、生まれたあとに呼吸窮迫症候群を発症するリスクが高まってしまうのです。

 

呼吸窮迫症候群の症状

呼吸窮迫症候群を発症した新生児は肺胞が完全につぶれた状態で、重い呼吸困難を起こします。

そのため血液中の酸素が不足し、皮膚や粘膜が紫色になるチアノーゼを起こします。

 

治療を受けなければ、時間の経過とともに呼吸困難が重くなり、脳の酸素が不足して障害が残ったり、場合によっては死亡してしまうこともあります。

 

呼吸緊迫症候群の治療方法

呼吸緊迫症候群と診断されたら、すみやかに「人工肺サークファント」を投与します。

人工肺サークファントによって、新生児に不足しているサークファントを補い、充填することで治療するのです。

この人工肺サークファントは天然のものと同じように働くので、新生児の死亡を防ぎ、肺の破裂などの確率を減らすことができます。

 

状態に応じて酸素吸入や、呼吸の補助も行われます。

 

予防は可能?

胎児の肺が十分にサークファントを産出するまで待って、正産期に安全に出産することができれば、呼吸窮迫症候群の発症リスクはかなり減ります。

また切迫早産の場合、妊娠中のお母さんにステロイド剤を投与することによって、赤ちゃんが生まれたあとに呼吸窮迫症候群を発症する確率を減らすことができるようです。

 

(Photo by:写真AC

著者: yuimaruさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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