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先天性心疾患で最も多い「心室中隔欠損症」の治療法 合併症に注意!

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「心室中隔欠損症(しんしつちゅうかくけっそんしょう)」とは、先天性の心疾患のなかでもっとも多い病気で、およそ500人に1人の割合で発症します。

先天性心疾患全体のなかでもおよそ60パーセントの患者がこの病気を持っており、比較的よく見られる疾患だと言えます。

 

では、心室中隔欠損症と診断されたらどうしたらいいのでしょうか?

今回は原因やおもな症状のほか、治療方法を中心にまとめてみました。

 

心室中隔欠損症とは

心臓には、そもそも「右心房」「右心室」「左心房」「左心室」の4つの部屋があります。

心室中隔欠損症とは、このうち左心室と右心室の間になる壁、「心室中隔」に穴があいてしまう病気のことです。

また、穴の位置によって症状や治療方法が異なります。

 

心室中隔欠損症の原因

遺伝によって発症する病気ではないとされています。

家族の既往歴も関係なく、発症そのものの原因は不明です。

 

心室中隔欠損症の症状

症状は無症状から重いものまで、個人差がかなりあります。

症状がある場合は、生後一か月ごろから呼吸の回数が多かったり、ミルクの飲みが悪く体重増加不良であったり、元気がないといった症状があらわれます。

気管支炎や肺炎になりやすく、病状が進行している場合には心不全が起こることもあります。

 

心室中隔欠損症の治療方法

基本的に、心雑音のみで発見が可能です。

穴が小さく無症状の場合には、生後しばらくすれば穴が閉じることがあるため、手術を行わないことがあります。

生後6か月から2歳ほどまで待てば、高い確率で自然に閉鎖します。

 

穴が大きい場合には肺への出血が多いため、心不全を起こしやすく、水分制限や利尿薬の処方といった治療が必要となります。

心臓の働きを助ける強心薬を服用することもあります。

また、心臓への負担が大きい場合には1歳ごろまでに穴を閉じる外科的手術を行います。

 

合併症に注意!

心室中隔欠損症はほかの心疾患と合併していることもあるため、注意が必要です。

また、無症状であっても細菌性心内膜炎などの感染症を合併することがあるため、とくに虫歯治療の前などには予防のための抗菌薬を内服する必要があります。


 

(Photo by:写真AC

著者: yuimaruさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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