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肺や心臓への負担が大きい!「動脈管開存症」の

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「動脈管開存症(どうみゃくかんかいぞんしょう)」は、先天性心疾患のなかでもとくに多い病気のひとつです。

先天性心疾患全体のうち、およそ510パーセント程度の頻度であらわれます。

肺や心臓にかかる負担が大きい病気なので、なるべく早い段階での治療が必要となります。

 

今回はそんな動脈管開存症について、特徴やおもな症状をはじめ、治療方法などを中心にまとめてみました。

 

動脈管とは

赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるとき、赤ちゃんの体には肺動脈と大動脈をつなぐ血管があります。

これを「動脈管」と呼びます。

生まれてからは肺が働くため必要ありませんが、お腹の中にいるときには全身に新鮮な血液を巡らせるために必要な血管です。

 

通常、この動脈管は生後48時間以内に血液が流れなくなり、23週間程度で完全に閉じます。

 

動脈管開存症とは

生後、血流がなくなって閉じるはずの動脈管が、自然に閉じずに残ってしまう状態を動脈管開存症といいます。

単独で発症することもあれば、別のなんらかの先天性心疾患を合併している場合もあります。

 

動脈管開存症の症状のあらわれかた

本来であれば全身に流れていく血液の一部が、動脈管を通って大動脈から肺動脈に流れるために、肺や心臓に大きな負担がかかります。

 

軽い症状では心雑音が聞こえる程度ですが、肺動脈への血流が多い場合、心不全を起こすこともあります。

その場合ミルクの飲みが悪かったり、体重が増えにくい、呼吸が荒い、汗を多くかくなどの症状があらわれます。

 

動脈管開存症の治療方法

新生児や未熟児に心不全症状が見られる場合には、動脈管が閉じるのを促す働きのある薬を投与します。

 

動脈管開存が細い場合には自然に閉じるのを待つこともありますが、閉じないまま生後1か月を経過すると自然に閉じることはほとんどありませんので、手術がカテーテル術を行います。

しかしカテーテル術の場合、動脈管の形によってはできないこともあり、生後2週以降が経過した赤ちゃんの場合には手術が選択されることが多いようです。


 

(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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