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育児

便秘と思っていたらヒルシュスプルング病!?病気との付き合い方まとめ

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生まれたばかりの赤ちゃん。お腹が張って便秘気味…と思っていたら、診断はヒルシュスプルング病!
聞き慣れない病名に不安になるママも多いはず。
症状の特徴や治療についてまとめましたので参考にしてみてください。

 

ヒルシュスプルング病の症状と原因

ヒルシュスプルング病は生まれつき、腸の神経節細胞が欠如している場合に、便の排出が上手くできずお腹の異常な張り、強い嘔吐などの症状が見られる病気のことです。

この神経節細胞の欠如の理由ははっきりとは分かっておらず、遺伝的な要因が関係しているという説もあります。

 

腸の神経節細胞は本来、食道の口側の端から肛門に向かって分布し、腸の動きをコントロールするものです。

この伸び縮みの動きを蠕動運動と呼び、便を排出するために重要な働きですが、神経節細胞のない部分以降に便を運ぶことが出来ないため、その部分に便がたまり拡張してしまいます。

 

哺乳力が弱い状態が続くと体重増加も不良で、成長に影響が出ます。
また、重い腸炎や、腸の壊死・穿孔などの合併症が起きると危篤の状態に陥る可能性もあります。

 

 

ヒルシュスプルング病の治療方法

治療には主に手術が必要となります。
神経節細胞のない部分の腸を切り取り、正常な部分の腸と肛門を繋げる手術です。

以前は開腹手術が主だったようですが、最近では傷口の小さい腹腔鏡手術や経肛門手術が行われるようになりました。

 

また、神経節細胞のない部分が非常に狭く症状が軽い場合には、浣腸・洗腸・ブジーという肛門から管を入れることによるガス抜きなどで排便をコントロールし、様子を見る場合もあるようです。

 

この手術が行われた予後は比較的良好で、排便機能も多くの場合には日常生活に支障のない程度まで回復すると言われています。

重症な合併症がない限りはあまり心配いりません。
ただし、長期的な見守り観察は必要になるでしょう。

 

ママにできることは?

ヒルシュスプルング病は、原因がはっきりせず、予防は難しい病気です。
分かった時点からの治療・ケアがとても大切です。
便秘がひどい時や嘔吐を繰り返している時、赤ちゃんの様子がおかしいなと思った時には遠慮せずに医師に相談しましょう。

 

診断された後は手術が大きな治療方法となりますので、ママにできることはとにかく赤ちゃんに寄り添うことです。
時には母乳やミルクが飲めずに機嫌が悪いこともあるでしょう。

赤ちゃんは頑張って成長しようとしていますから、赤ちゃんのペースに合わせて一緒に頑張りましょう。

 

排泄の程度については長期的な見守りが必要です。
医師の診断や指導に従い、外来受診が必要な時にはしっかりと受診し、治療を続けましょう。

 

(Photo by:pixabay

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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