カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児・子供の病気 >
  3. 病気と症状 >
  4. その他の子供の病気 >
  5. 赤ちゃんがミルクを吐いた!噴水のように吐いたらどうするの?

育児・子供の病気

赤ちゃんがミルクを吐いた!噴水のように吐いたらどうするの?

844891093b0e35e0399b258478c15e0e_s.jpg

赤ちゃんはよく母乳やミルクを吐きます。

たらーっと吐くのはよくあるので心配はないですが、なかには噴水のように吐いてしまう子もいます。

噴水のように吐いた場合は注意が必要です。

 

先天性肥厚性幽門狭窄症

先天性肥厚性幽門狭窄症(せんてんせいひこうせいゆうもんきょうさくしょう)とは、生後2週間から3ヶ月頃までの赤ちゃんに多く、噴水のように大量に吐く病気です。

胃がいっぱいになり、飲んだミルクを噴水のように大量に吐きます。

吐いた後は空腹になり、またミルクを欲しがります。

 

胃の出口になる幽門筋が肥厚して、飲んだミルクが十二指腸に運ばれずに停滞してしまう病気です。

なぜこの病気が起きるのか、まだ詳しくは原因が解明されていません。

また、女の子より男の子の方が発症率が高くなっています。

 

赤ちゃんは本当によく吐く

産まれたばかりの赤ちゃんは、まだうまくミルクを飲むことができません。

また、満腹中枢がなく、飲みすぎることもたくさんあります。

そのため、ミルクを吐くことはよくあります。

産婦人科などでも教わるかもしれませんが、普通のげっぷと一緒に吐いてしまった場合、だらっと吐いたり、鼻からたらーっと吐くのは心配ありません。

大きくなるにつれておさまっていきます。

 

「噴水のように」とは、本当に噴水のように吐くことがあるのかと思いますが、実際、この病気にかかると親はすぐにわかるようです。

そのくらいわかりやす、く噴水のように吐くのです。

ぴゅーっとまっすぐ飛ぶイメージです。

このように、普段吐いていても、ほとんどが心配のないケースです。

 

治療すれば治る?

治療は、まずは血液の状態を整えることから始めます。

同時に、肥厚した幽門を抑える治療が始まります。

 

内科的治療と外科的治療に分かれていて、内科的治療は、硫酸アトロピンという薬を点滴か内服で投与します。

副作用は、脈拍が速くなったり、喉がかわくことがあります。

改善までには少し時間がかかりますが、体への負担が少なく済みます。


外科的治療は、ラムステット手術というものが行われます。

幽門筋を広げるために、外側からメスを入れて広げます。

改善は早いですが、小さい体に全身麻酔が必要になるので、体に負担がかかります。

かかるのは新生児が多いため、内科的でまずは様子を見るのがよいそうです。

 

先天性肥厚性幽門狭窄症は、一度かかって治療すると、二度かかることはほとんどありません。

もしすごく吐いて心配ということであれば、医療機関を受診するとすぐにわかります。
不安なときはすぐに病院へ行きましょう。

 

(Photo by:写真AC

著者: りゅうたんさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

その他の子供の病気に関する記事

赤ちゃんでも貧血になるの?

  赤ちゃんに貧血なんて、と思われるかもしれませんが、実はそう珍しいことではあ...

男の子に多い!赤ちゃんの先天性心疾患「両大血管右室起始」の症状の特徴

赤ちゃんの先天性心疾患のひとつである、両大血管右室起始は全先天性心疾患の1.5...

その他の子供の病気の体験談

初めての熱で大慌て!!

上のお兄ちゃんが1才になる前に一度熱を出した時のことです。 いつもより機嫌も悪く、よく泣いていたの...

生後1か月での高熱の怖さ。

二人目が産まれて1か月経ったとき、急に40℃近くの高熱が出てかかりつけの小児科へ。 普通の風邪だと...

カラダノートひろば

その他の子供の病気の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る