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アルコールを飲んで痛風予防!?お酒の中には痛風予防成分「エラグ酸」がある!

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お酒を飲んで痛風を予防できると言ったら、胡散臭いと思いますか?
何とも虫のいい話に聞こえますが、実際に痛風の予防成分が発見されているお酒があります。

お酒の中にある痛風予防成分「エラグ酸」についてまとめました。

 

ウイスキーが痛風を予防する!?

痛風とお酒というと「ビールが痛風を引き起こす」という情報が先に出てくる方も多いでしょう。

ですが、ここではウイスキーのお話です。
そもそもウイスキーはプリン体をほとんど含まないので痛風の原因になりにくいお酒です。

 

ですがそこから踏み込んで、「予防」となるとまたちょっと違いますよね。

 

ウイスキーは樽の中で長期間熟成させて作ります。
この熟成の間に樽のオーク材から浸みだした成分は複雑に反応していき、様々な成分を生み出していきます。
その中で生まれ出る成分が、痛風予防の効果が期待できるものがあるのです。

 

 

ウイスキーが尿酸値を変化させる

サントリーと静岡県立大学、聖マリアンナ医科大学の共同研究で、ウイスキー中の尿酸生成を抑制する成分について発表しています。

 

実験

被験者となるボランティアに対して、痛風の原因となるプリン体を多く含んだ食品(オイルサーディン)を摂取させました。
そして同時にウイスキー、あるいは焼酎を飲んでもらい、血清尿酸値の変化を確認しました。

 

結果

焼酎を飲んだグループと比べ、ウイスキーを飲んだグループの方が、尿酸値が低く抑えられました。

 

さらにアルコールを飲んだ後1時間の、尿中への尿酸排出量を比較しました。

その結果、ウイスキーを飲んだグループの方が約27%、尿酸の排出量が多いことが分かりました。

 

 

有効成分「エラグ酸」

こうしたウイスキーの効果をもたらしていると考えられるのが、「エラグ酸」です。
エラグ酸はウイスキーが樽の中で長期間熟成する間に出てくる、ポリフェノール類のひとつです。

 

ウイスキー中にはその他にも痛風を予防すると考えられる成分が見つかっており、一層の解明が求められます。

 

 

ただし飲み過ぎは×

予防する効果があると言ってもやはりお酒です。
ほどほどにしておかなければ、体には害になりますし、アルコールの作用で脱水状態になると尿酸値が上がることもあります。
適量はウイスキーならシングル2杯分です。毎日飲むのも避けましょうね。

 

程々を守れば、ウイスキーが痛風対策の強い味方になってくれるかもしれませんね。



(参考:ウイスキー中の尿酸生成抑制成分について発表 サントリー・静岡県立大学・聖マリアンナ医科大学が共同研究 日本リウマチ学会で発表)

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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