カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 生活習慣病 >
  3. 痛風 >
  4. 基礎知識 >
  5. 基準 >
  6. 偽痛風の痛みで病院へ!偽痛風の検査方法と治療法の基礎知識

生活習慣病

偽痛風の痛みで病院へ!偽痛風の検査方法と治療法の基礎知識

13191969e12d21bc1a36ca68ba7bd162_s.jpg 

高齢になるとあちこちの関節が痛くなりますよね。
高齢で関節が痛いとなると、リウマチなどの可能性もありますが、時に診断に時間がかかることがあります。
そんな関節の痛みの原因のひとつが、偽痛風です。

 

 

偽痛風って痛風と違うの?

偽「痛風」とつくくらいですから、痛風と似ていますが、それでも違う病気です。

 

偽痛風は痛風と違って、二リン酸カルシウム(ピロリン酸カルシウム)の結晶が関節に溜まって痛みを生じます。
その原因として考えられているのが軟骨の変性です。
そのため、軟骨石灰化症とも呼ばれています。

 

 

偽痛風で病院へ!

痛風は歩けないほどの痛みと言われますが、偽痛風は痛風までの痛みではありません。
では、偽痛風の痛みを感じて病院に行ったら、どんな診察・治療がされるのでしょうか?

 

 

偽痛風の診断

画像診断

偽痛風を診断するためには画像診断が必要です。
具体的にはX線、CT検査、MRI検査などが行われます。
これによって軟骨の石灰化を確認します。

 

関節液の検査

偽痛風は関節の中に二リン酸カルシウムの結晶が確認できます。
そのため、関節液を顕微鏡で見てこの結晶が見つかれば、偽痛風の確定診断ができます。

 

血液検査

血液成分で、白血球の上昇、CRPの上昇などを調べます。

 

また尿酸値(痛風の可能性を除外するため)、RAテスト陰性(関節リウマチの可能性を除外するため)の値も調べます。

 

※CRPはC反応性たんぱくの含有量で、炎症の刺激や細胞の破壊があると急激に増加してくるたんぱく質です。

 

 

偽痛風の治療

二リン酸カルシウムの結晶をとり除くというような、根本的な治療方法はありません。
そのため、基本的には以下の4つの治療をケースによって使い分けます。

 

・安静

・冷却

・鎮静薬

・手術

最初の段階では安静にすることで済みますが、慢性化したり、他の病気と合併した場合には手術が必要になってくることもあります。

 

 

発作を予防することはできる?

一度発作を起こすと、次の発作がいつ起こるのか気になると思います。
治療などによって次の発作を予防することは可能なのですが、関節のダメージを防ぐことはできません。
そのため、多くの患者さんで変形性関節症などに移行していくようです。

 

(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

基準に関する記事

急に痛みが出る?徐々に進行していく?6種類にわけられる偽痛風の基礎知識

偽痛風と一言で言っても、分ければいくつかの種類に分けられます。偽痛風自体は関...

痛風患者に多い合併症、尿結石!尿結石が見つかったら…?結石の大きさによって対処が変わる!?

  痛風で「激痛」というと、痛風発作のことを思い浮かべるかもしれません。しかし...


痛風の原因の一つ「尿酸」尿酸値の目安って?

  痛風の原因として尿酸があります。この尿酸が体内にあること自体は自然の事で、通...

尿中尿酸量で知る腎機能

  痛風の合併症の中で一番恐ろしいとされているのが腎臓の機能障害です。痛風の原...

カラダノートひろば

基準の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る