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育児・子供の病気

生まれつき持っている病気~「先天性胆道閉鎖症」とは?

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赤ちゃんが生まれつき疾患を持っていることは少なくありません。

先天性胆道閉鎖症もその一つです。

どのような病気なのでしょうか?

 

先天性胆道閉鎖症とは?

先天性胆道閉鎖症は、胆道が先天的な異常でつまる病気です。

 

脂肪の消化吸収をする、胆汁という消化液があります。

胆汁は肝臓でつくられて、食べ物を食べた時に胆道から腸へ送られます。

そこで脂肪の消化や吸収を行うのです。

しかし、つまることで胆汁が腸に送られなくなり、肝臓にたまって、肝臓の組織が破壊されてしまうのです。

 

合併症などを引き起こすと、悪い例だと肝硬変や脳内出血がおこる場合もあり、とてもこわい病気です。

早期発見、早期治療が大切になります。

 

黄疸が第一の症状

約1万人に1人の割合で発症する病気で、女の子のほうが発症しやすくなっています。

原因はまだ解明されていません。

生まれたばかりの赤ちゃんに黄疸が出ることはめずらしくないので、発見が遅くなってしまうこともあります。

この病気の可能性もあるので、心配だと思ったらすぐに受診したほうがよいでしょう。

 

通常、赤ちゃんの黄疸は2週間ほど続きますが、先天性胆道閉鎖症だと、1ヶ月を過ぎても消えないことがほとんどです。

他の症状としては、便が灰色やクリーム色などに変化します。

尿も茶褐色になることもあるので、親がしっかりと子どもの便の様子に気を配ることが大切です。

 

いつまでに発見できれば助かる?

先天性胆道閉鎖症は、早めに発見して治療することで、予後が大きく変わります。

肝移植なしで20年生きられる確率は、生後60日以内に手術すると約40%、90日以内で約30%、150日以内で約7%となっています。

早期発見が大事になるので、産まれてからの赤ちゃんの観察力が大事です。

 

治療は、外科的な治療になります。

最初に葛西手術という小腸の一部を肝臓に結合させる手術が行われます。

その種々で生後60日以内に手術すれば、約90%の確率で黄疸が消失します。

黄疸が消失するだけではダメなので、その後の定期的な検査も大切になります。

 

それでもダメなときは、肝移植を行うこともあります。

どちらにせよ、早めの治療がカギをにぎります。

 

生まれつき持った病気は、早めに発見することができます。

きちんと赤ちゃんの様子を観察して、気になることがあったらすぐに医療機関を受診するようにしましょう。

 

(Photo by:写真AC

著者: りゅうたんさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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