カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児・子供の病気 >
  3. 病気と症状 >
  4. 胸部 >
  5. 呼吸急迫症候群 >
  6. 呼吸窮迫症候群とは?乳幼児は気をつけたい症状の特徴まとめ

育児・子供の病気

呼吸窮迫症候群とは?乳幼児は気をつけたい症状の特徴まとめ

sleeping-888538_640.jpg

本来の妊娠期間よりも短く、早めに小さく生まれてしまった赤ちゃん。
成長の度合いや注意すべき病気も、ママは不安で仕方ありませんよね。
今回は「呼吸窮迫症候群」という病気について症状の特徴をまとめました。

 

呼吸窮迫症候群の症状と原因

普通、呼吸をする場合には肺胞を膨らんだ状態に保つため、肺胞の細胞からサーファクタントと飛ばれる表面活性物質が分泌されています。
それが不足したり、はたらきが阻害されることにより、肺胞がしぼんでしまい、呼吸困難を引き起こす病気を指します。

 

多くの場合、32週未満の早産、特に1500グラム未満の極低出生体重児に見られ、肺の未成熟が原因であると考えられています。
これは、表面活性物質が妊娠32週以降に十分に産生されるため、それ以前の出生だと呼吸窮迫症候群になりやすいのです。

 

また、満期に近い時期に生まれた赤ちゃんの中でも、胎便を肺に吸引してしまった場合、仮死状態で生まれて低酸素・低血圧の状態になってしまった場合なども、表面活性物質のはたらきが悪く、発症する可能性があります。

 

赤ちゃんに見られる症状とは

出生後すぐに、息を吸い込む時に胸のあたりがへこむような陥没呼吸や、息を吐く時に唸り声のような声が聞こえる呻吟が見られます。
やがてチアノーゼもみられて症状が進行していきます。

酸素投与のみでは改善しない場合が多いようです。

 

どうやって治療するのか?

肺が膨らまない状態を改善するため、肺に管をいれて人工呼吸器による呼吸補助を行います。
また、できるだけ早く人口サーファクタントを気管から肺に注入していきます。

 

胎便を吸ってしまった場合はこれを吸引し、仮死が原因の場合には肺の洗浄を行ったり、強心薬などで循環を補助したりします。
これらの治療が適切に行われれば、多くの場合2~3日で改善するでしょう。

 

早産や未熟児に起こることの多いこの病気は、ほとんどの場合NICU(乳幼児集中治療室)で行われることになると思います。

ママ・パパはもどかしい思いをするかもしれませんが、医師の判断・指導に従って治療を見守りましょう。
多くの場合は面会可能なはずですから、時間を見て会いに行ってあげるのもいいですね。

 

呼吸窮迫症候群、予防はできる?

早産・低体重で生まれてしまった未熟児が、この症状に陥らないよう予防するのは難しいと言えます。
まずは早産にならないよう、身体の変化に敏感でいたいですね。
健康的な妊婦生活を送り、満期までお腹の中にいてもらえるのが一番です。

 

栄養バランスのよい食事や適度な運動を心がけ、赤ちゃんがしっかり大きくなれるようサポートしていきましょう。

 

 

(Photo by:pixabay

著者: mana*さん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

呼吸急迫症候群に関する記事

早産児に多い!「呼吸窮迫症候群」の症状・治療法 予防は可能なの?

「呼吸窮迫症候群(こきゅうきゅうはくしょうこうぐん)」は、お母さんのお腹の中...

病気と症状の体験談

大流行!RSウイルスにご注意。

今年はRSウイルスがかなり流行していますね。私の甥っ子、姪っ子も先月にこのウイルスにかかり大騒動でし...

赤ちゃんのめやにが多い!は眼科に行こう。鼻涙管閉塞。

長男はいつもめやにが出ていました。 めやにだけでなく、まつげがつねに濡れていました。 朝になると...

カラダノートひろば

呼吸急迫症候群の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る