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心室中隔欠損症とは?知っておきたい軽度・重度の場合の症状…

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心室中隔欠損症という病気をご存知ですか?
聞き慣れない病名はママにとって不安や気がかりの種ですよね。
今回はこの心室中隔欠損症の症状や特徴について簡単にまとめましたので、参考にしてみてください。

心室中隔欠損症とは

人間の心臓には、右心室・右心房・左心室・左心房の4つの部屋があります。
このうち、右心室・左心室の間を隔てている心室中隔と呼ばれる壁が、何らかの原因で発達途中完成せず、孔が空いている状態の疾患です。

 

遺伝性や家族性は認められません。
先天性心疾患の代表的なもののひとつであり、1000人に3人の割合で出生すると言われています。
しかし、その約半数は生後1年以内に自然閉鎖することが知られています。

 

赤ちゃんに現れる症状

・軽度の場合

孔が比較的小さく軽度の場合には、無症状であることがほとんどです。
手術をしなくても、生活にはほとんど不自由がなく、孔もやがて小さくなり、遅くても2歳までには自然閉鎖することが期待できます。

 

ただし、細菌性心内膜炎の危険因子ではあるので、注意が必要です。
細菌性心内膜炎を発症した場合には高熱を出したり、ぐったりして元気がなかったりします。

 

・重度の場合

孔が比較的大きめで重度の場合には、生後1ヶ月頃の乳児期から、哺乳力が弱まり、ミルク・おっぱいを飲まなくなったり、それに伴い体重増加が不良となり、呼吸が早く、異常な寝汗をかくなどの症状が見られます。

 

また、気管支炎や肺炎を繰り返したり、ひどい時には心不全を起こすこともあります。
心室中隔欠損症だけでなく他の心疾患も合併して起こっている可能性もあるので、注意が必要です。

 

治療方法について

上記のとおり、孔が小さい場合には自然閉鎖を期待して経過観察される場合もありますが、基本的には人工心肺装置を用いた心内修復術という手術が行われるのが行われます。
これは、心臓をあけて孔を直接塞ぐという手術です。

 

細菌では手術時期が低年齢化しており、症状が重い赤ちゃんであれば1歳未満でも手術が行われる可能性があります。
症状が比較的軽く、様子を見てもよい状態であれば、2~4歳で手術を行うのが一般的なようです。

 

自宅でできること

経過観察でよいと医師が判断したのであれば、通常通りの日常生活を送って問題ないでしょう。
授乳期の赤ちゃんはママのおっぱいやミルクから栄養を摂取しますので、免疫力や抵抗力を高めるためにも、ママがバランスのよい食事を摂り、赤ちゃんに栄養を補給してあげることが大切です。

 

また、手術後に関しては、内服の必要がある薬があれば医師の指導に従ってしっかりと服用させましょう。
回復の期間は赤ちゃんにもよりますが、比較的良好であることが多いです。

 

運動量が多くなってきてからはママも心配かもしれませんが、無闇に行動制限をするのではなく、主治医とよく相談しながら赤ちゃんの成長をゆっくりと見守ってあげたいですね。

 

(Photo by:pixabay

著者: mana*さん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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