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育児

大動脈弁狭窄症ってどんな病気?知っておきたい症状の特徴について

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赤ちゃんの病気はママにとって心配事のひとつ。
しかも心臓に関連するものとなると、その後の成長にどのように関係してくるのかも不安になってしまいますよね。
今回は大動脈弁狭窄症という病気について、症状や特徴についてまとめました。

大動脈弁狭窄症とは

大動脈弁と呼ばれる弁が、通常左心室から大動脈への血液の流れをスムーズにコントロールします。
しかし、生まれつきこの大動脈弁が狭く、血液の流れが阻害されて左心室に負担がかかる状態を指します。

 

大動脈弁は通常3つの弁尖で構成されますが、これが生まれつきひとつ、あるいは2つであったり、3つある弁の間がくっついていたりすることが原因と考えられています。
先天性で、なぜこうなってしまうのかは詳しくわかっていません。

 

赤ちゃんに見られる症状とは

大動脈弁狭窄症の発症率は全体の2~3パーセントと言われています。
重症化してしまう場合には、新生児期から心不全の症状が見られますが、軽症の場合にはほとんど無症状です。

 

多くの場合には心雑音から診断されます。
新生児期には呼吸が早く、疲れてぐったりしやすかったり、血色が悪かったり、異常に汗をかくことなども症状の一部として考えられています。

 

年齢を重ねるにつれて進行することが多く、運動をした時にすぐ息切れしたり、疲れやすく、胸が傷んだり、失神したりすることもあります。
場合によっては死に至るケースもあるので、注意が必要です。

大動脈弁狭窄症の治療方法は?

軽症で経過観察が続けられる場合もありますが、一般的には手術が選択されます。
新生児期の手術は困難なことが多く、カテーテルを用いた治療が行われることもありますが、これも負担となるケースも少なくありません。
再び狭くなったり、大動脈弁閉鎖不全を起こす可能性もあります。

 

手術は一度で終わることはなく、繰り返される場合がほとんどです。
人工弁に置き換える手術の場合には、成長に伴い入れ替えが必要となります。

術後、抗凝固薬を服用する必要がありますが、これは胎児に悪影響をおよぼすため、妊娠を希望する女性には使いにくいものです。

家庭でできること

新生児期に症状が現れる重症のケースにおいては、手術を伴う治療が不可欠です。
家族がこの病気にいち早く気がつくことは難しいかもしれませんが、異変を感じた場合にはすぐに医師に相談し、判断を仰ぎましょう。

 

術後についても長い目での見守りが必要となりますので、家庭での過ごし方や運動についてなど、医師と相談しながら適切に対処していきましょう。

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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