カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. ガン・悪性腫瘍 >
  3. 基礎知識 >
  4. 治療 >
  5. 化学療法 >
  6. 作用機序や由来によって分類される「抗がん剤」の種類

ガン・悪性腫瘍

作用機序や由来によって分類される「抗がん剤」の種類

 

抗がん剤は作用機序や由来によっていくつかの種類に分類されます。

 

 抗がん剤の分類                

・アルキル化剤(シクロホスファミド、エンドキサンなど)

アルキル化薬は体内に入るとDNAとの間に異常な結合を形成して、DNAに重篤な損傷を与えます。

これが腫瘍細胞に働くことでDNA合成を阻害して増殖を抑制します。

 

・代謝拮抗剤(フルオロウラシル、メトトレキサートなど)

DNAの構成要素であるプリンなどに類似した構造をもつ低分子化合物です。

正常な代謝物と謝られて細胞内に取り込まれてDNA合成を阻害します。

葉酸類似体やピリミジン類似体、プリン類似体などがあります。

 

・プラチナ化合物(シスプラチン、カルボプラチンなど)

アルキル化薬の一種でプラチナの殺細胞効果に着目して開発されました。

・抗がん性抗生物質(ドキソルビシン、ブレオマイシンなど)

土壌中の微生物によって産生される物質の中で抗がん作用をもつものを指し、核酸の機能と合成に影響を与えます。

 

・分子標的薬(イマチニブ、ハーセプチンなど)

腫瘍細胞の成立メカニズムを解明し、その増殖に係わる分子を標的にして細胞の増殖を抑えます。

 

 

このように様々な薬が存在しており、がんの種類によって効果がある薬が変わってきます。

レジメンといってこれらの薬の組み合わせが決まっている治療法がとられることもあります。

 

 

 

(Photo by //www.photo-ac.com/main/detail/5917?title=)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

化学療法に関する記事

抗がん剤治療時は抗酸化物質『グルタチオン』は枯渇させるべき?

  『スルファサラジン』で還元型グルタチオンを枯渇させることががん死滅に繋...

化学療法に温熱療法を併用する利点とは

  温熱療法は臨床では39~42℃で使用し、化学療法の増感を目的とします。  ...


抗がん剤の毒性は正しい基準に基づいて評価される

  抗がん剤の有害事象には国際的な評価基準があり、これに基づいて客観的な評価が...

未承認の抗がん剤という選択…治療の可能性が開ける反面、「大きな壁」がある?

  がん治療における一つの治療として抗がん剤治療があります。この治療に使われる...

カラダノートひろば

化学療法の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る