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育児・子供の病気

先天性の奇形、鎖肛とは

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赤ちゃんの先天性の病気はいくつかあります。鎖肛もその一つで生まれてからの体温測定で判明することが多いです。どうしたらよくなるのでしょうか。

先天性の奇形

鎖肛とは、「直腸肛門奇形」ともよばれ胎児の時の成長異常によって起きると言われています。正常な位置に肛門が無く、塞がってしまっていたり、穴が開いていたりすることがあります。鎖肛になる確率は、5000人に1人です。この数字は決して、低い割合でもありません。


胎児の初期では、頻尿器はもともと1つでつながっています。それがだんだんと、妊娠期間をかけて、肛門、膀胱、尿道というふうに分かれていくのです。特殊なものだと、女の子で尿道と膣、肛門がひとつになってしまう総排泄腔というものもあります。

 

すぐにわかるの?

鎖肛の約10%が出生診断で分かります。一番多いのが、出生後の体温測定の時は、直腸で計測するので、その時に肛門がないと気づかれます。穴が開いている場合だと、生後すぐにわからないこともあります。生後の症状としては、お腹の張りや尿に胎便が混じったり、膣から胎便が出たり、子宮に尿がたまったりします。

まれなケースでない限りは新生児のうちに発見されて、手術が行われます。まれなケースだと、幼児以上の年齢になってから、便が細かったり、便が出にくく、発見されることもあります。

もしも、出生前診断で疑われた時には、新生児外科治療の可能な病院での分娩をすることがのぞましいでしょう。

 

手術は簡単なの?

鎖肛の場合は、授乳を禁止して、輸液を行います。手術は低位型では、根治手術を行います。中間型と高位型では、人工肛門を造設します。人工肛門から便が出るようになれば、母乳もミルクも普通に飲めるようになります。そして、ある程度成長してから、根治手術をすることになります。

それぞれの時期によって適切な手術方法に変えていきます。手術後もすぐにみんなと同じように排泄が出来ないことが多いので、長い時間をかけて、普通の生活に戻れるようにしていきます。

もしかすると、何年もかかるかもしれませんが、おしりから便がきちんと出るようになるまで、医師と二人三脚で進んでいくことが大切です。

 

先天性の病気がみつかるとお母さんは自分を責めてしまいがちですが、赤ちゃんの成長を優しく見守って、よくなるために色々なことをしてあげましょう。

 

(Photo by:写真AC

著者: りゅうたんさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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