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髄膜炎で残る後遺症ってどんなもの?後遺症を残さないため大事なのはやはり予防・早期治療

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髄膜炎というと何となく怖いイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?実際ケースによっては髄膜炎で死亡することもありますし、後遺症が残ることもあります。

後遺症が残りやすい髄膜炎・残りにくい髄膜炎

そもそも髄膜とは脳や脊髄の表面を覆っている膜です。
髄膜という1枚の膜ではなく、軟膜・くも膜・硬膜の3枚の膜のことを指します。頭蓋骨と脳の間で、脳を保護するクッションの役割をしているのです。

この髄膜に、ウイルスや細菌が感染することで炎症が生じた状態を、髄膜炎と言います。

ウイルスが原因で起こる髄膜炎を無菌性髄膜炎

細菌が原因で起こる髄膜炎を細菌性髄膜炎

と言います。特に問題になるのが「細菌」によって起こる髄膜炎です。

この細菌性の髄膜炎は、未治療の場合は致命的であり、治療が遅れても死亡したり、後遺症が残ることが多いです。

 

無菌性髄膜炎の場合でも、脳炎の合併がある場合には後遺症のリスクが比較的高いです。

髄膜炎で起こる後遺症とは?

細菌性髄膜炎の原因になる細菌はいくつかあります。
例えばインフルエンザ桿菌(Hib)が原因で起こっている場合には、25%に後遺症が残り、肺炎球菌が原因の場合には30%に後遺症が残るとも言われています。

こうした髄膜炎で起こる後遺症は、以下のようなものです。

・けいれんを起こすてんかん

・水頭症(脳の中で髄液が溜まる)

・聴覚障害

・発達遅滞

・脳が破壊される脳梗塞、脳萎縮

いずれも子どもに残る後遺症としては、親としてつらいものですよね。
 

予防、早期治療がカギ

髄膜炎の中には、症状の進行が劇的に早く、1日で死に至る事例も報告されています。
そのため、髄膜炎が起こってから「髄膜炎とはなんぞや?」と考えるのでは遅く、備えることが重要です。

死亡例や後遺症の例が多い細菌性髄膜炎に対しては、予防のためのワクチンがあります。

また、髄膜炎の症状は風邪や熱けいれんといった病気の症状に似ています。そのため、子どもの症状を見て髄膜炎と判断するのは難しいのです。
ですから、特別髄膜炎と思わなくとも、子どもの状態が悪ければ「髄膜炎だったら大変だから」という気持ちで、病院に連れて行く必要がありそうですね。
(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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