カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. ガン・悪性腫瘍 >
  3. 基礎知識 >
  4. 治療 >
  5. 化学療法 >
  6. 体に大きな負担がかかる?がんの薬物療法を行うための条件とは

ガン・悪性腫瘍

体に大きな負担がかかる?がんの薬物療法を行うための条件とは

 

薬による治療は誰にでも行えるわけではありません。

体に大きな負担をかける方法ですので、患者さんの病態によっては行うことができない場合もあります。

 

実施される条件                 

一般的に薬物療法が行われる基準が5つあります

①組織診または細胞診によって悪性腫瘍の存在が確認されている

②原則として全身状態(パフォーマンスステータスが)0~2である

③原則として年齢が75歳以下

④心肺機能、腎臓、肝臓、造血管など主な臓器機能が十分保持されている

たとえば、臨床検査値においては以下のようになります。

・血色素量:10.0g/dL以上

・白血球数:4000~12000/mm3

・血小板数:10万/mm3

・総ビリルビン:2.0/dL以下

・AST、ALT、ALP値:正常値の2倍以下

・血清クレアチニン:1.5mg/dL以下

・クレアチニンクリアランス:60以上

⑤重篤な合併症がない

 

パフォーマンスステータス            

PS0

無症状で社会活動ができ、制限を受けずに発病前と同等にふるまえる

 

PS1

軽度の症状があり肉体労働は制限を受けるが、歩行や軽い家事・事務などの軽労働や座業は行える

 

PS2

身の回りのことはできるが少しの介助を必要とする

日中の50%以上は起居している

 

PS3

介助に頼ることが多く日中の50%以上就床している

 

PS4

身の回りのことも自分でできず常に介助を必要とし、終日就床している

 

 

薬物療法が使用できない場合は放射線療法など他の方法がとられることが多いです。

 

 

 

(Photo by //www.ashinari.com/2011/12/11-354657.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

化学療法に関する記事

抗がん剤の量を減らす「極少量療法」 抗がん剤を減らして本当にがんは治るの?

  抗がん剤の治療では、どの抗がん剤を使ったとしてもほとんどの場合で副作用が見...

抗がん剤は複数処方が当たり前?「効果増強」「副作用低減」の多剤併用療法

  ひとつの薬を服用していると、その副作用に悩まされることになります。副作用を...


作用機序や由来によって分類される「抗がん剤」の種類

  抗がん剤は作用機序や由来によっていくつかの種類に分類されます。    抗が...

薬物療法と他の療法の組み合わせる?がんの多剤併用療法について

  固形がんは基本的に手術が第一選択になりますが、手術に薬物療法や放射線療...

カラダノートひろば

化学療法の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る