育児
たっち~あんよの時期☆1歳頃の赤ちゃんの水分補給・脱水症状を防ぐ方法
赤ちゃんは1歳をすぎたころから少しずつ言葉でるようになっていきます。
お茶が欲しいときには「おちゃ」といったり、コップをもって何かを伝えてきたり、のどがかわいたことを教えてくれるようになったり…。
お母さん・お父さんも一安心ではないでしょうか。
それでも、欲しいと言われたら全部あげればいい…ということでは、お母さん・お父さんも少し不安になってしまいますよね。
ここでは、1歳-1歳6ヶ月頃のたっち~あんよ時期の赤ちゃんに必要な水分量・水分補給の目安についてご紹介します。
赤ちゃんに必要な水分量
1歳をすぎた赤ちゃんに必要な水分量は、120ミリリットル×体重(kg)といわれています。
この数字を目安に、体調と気温と相談しながら与えるようにしてください。
このころの赤ちゃんには大きな変化がうまれます。
それは「卒乳」があること。
母乳やミルクを飲んでいた分、水分不足になりやすい傾向にあります。
授乳していた時間には意識して水分をとるような生活リズムをつくりましょう。
脱水症状に注意!
水分補給がうまくいかなかった場合におこってしまうのが「熱中症による脱水症状」です。
熱中症による脱水症状の初期症状としては、
・顔が赤くなって熱がこもっているような様子がある
・ぐずぐずしだすこと
・汗をかいてびっしょりになっていること
・涙をながさずに泣いている
・色の濃いおしっこをしている
などがあげられます。
脱水症状がすすむと…
脱水症状がすすむと下記のような症状が現れます。
・嘔吐をする
・ぐったりして、水分をとることができなくなる
・顔色が悪い
・体が熱く、発汗が見られない
・おしっこがでなくなる
・手足が冷たくなる
脱水症状を悪化させないために
ここまで症状を悪化させないためにも、水分補給をしっかり行い、こまめに赤ちゃんの様子を確認するようにしましょう。
小さなコップに少しのお茶やお白湯を入れ、活動が1つ終われば飲ませる、という風に決めてもいいですね。
また、ジュースやスポーツドリンクは赤ちゃんには味が濃いのであまりよくありません。できるだけ与えないようにしましょう。
その味になれてしまうこともあまり良くないので、赤ちゃん用のドリンクを買って与えるか、麦茶も大人が飲むものよりは薄くして飲ませるようにしましょう。
(Photo by:pixabay )
著者: カラダノート編集部