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  5. 赤ちゃんに多い「鼠径ヘルニア」とは

育児・子供の病気

赤ちゃんに多い「鼠径ヘルニア」とは

 

○鼠径ヘルニアって?

「鼠径(そけい)」とは、足のつけねのあたりのこと。

「ヘルニア」とは、体の組織が正しい位置からはみ出した状態のことですので、鼠径ヘルニアとは、本来ならお腹の中にあるはずの腸の一部などが、皮膚の下に出てくることをいいます。

「脱腸」とも呼ばれます。

 

男の子に多めに発症しますが、女の子でもあります。

 

鼠径ヘルニアはとてもよくあるもので、原因はほぼ先天的なものです。

しかし、症状が出る時期は個人差があります。

 

生後すぐから見つかることもありますし、たっちやあんよで腹圧がかかり、初めてヘルニアに気づくこともあります。もっと後、大人になっても珍しい病気ではありません。

 

見つけ方は簡単、鼠径部がふくれることで、男の子の場合は陰嚢までふくれることもあります。

 

○ 鼠径ヘルニアの治療法

生後3カ月くらいまでに発見されたものは、おおむね1歳ごろまでに2割程度が自然に治るため、経過観察となることもあります。それ以降であったり、脱出した腸が根元で締めつけられ、ひどいときは腸閉塞を起こす嵌頓(かんとん)ヘルニアとなった場合は、手術となります。

 

盲腸炎並みに症例数が多く、穴をふさぐだけの簡単な手術のため、10~30分で終わります。日帰り手術のところもあります。

術前は、必要以上に泣いて腹圧がかからないよう、激しく泣かせないようなケアがひつようです。

 

嵌頓ヘルニアが起こることは稀ですが、強い痛みがあります。特に男の子で、急に激しい泣き方をしたときは、念のためおむつを見る際に、鼠径部をチェックしてみましょう。

 

 

<Photo by //www.ashinari.com/2009/02/28-014683.php?category=51>

 

著者: suzuさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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