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育児・子供の病気

重症地中海型貧血(サラセミア)の症状…貧血、感染症にかかりやすくなる!?

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血液の病気にもいろいろなものがあります。
中には日本では稀な病気で聞いたことのないようなものもあります。
重症地中海型貧血(サラセミア)という病気はご存知ですか。
この病気はどういったものなのでしょうか。

ここでは、重症地中海型貧血(サラセミア)の治療法についてまとめました。

サラセミアとはどんな病気?

赤血球の中には酸素を運搬するヘモグロビンというたんぱく質があります。
ヘモグロビンは4つのアミノ酸の鎖から成り立っていますが、このうちの1つに異常がおこる遺伝性の病気です。

両親が二人ともサラセミアの原因である遺伝子を保有している場合に、子どもは25パーセントの確率で重症型サラセミアを受け継いでしまいます。
このヘモグロビンの鎖にはα鎖とβ鎖があり、このいずれかがうまく生成されないため、発症します。

サラセミアは重症地中海型貧血ともよばれ、地中海地方で頻発したため、この呼び名がついています。
地中海諸国のほかに東南アジア、中央アジア、中東、インド、北アフリカに多く見られます。
日本では稀な病気と言われていましたが、最近では決して少ない病気でないようです。

 

重症地中海型貧血(サラセミア)の症状

アミノ酸の鎖の配列により重症度はさまざまです。
β鎖に異常があるβサラセミアでは重症型になることがあり、一般的に2歳までの子どもに症状が現れ始めます。

主に、貧血症状があらわれ、感染症にかかりやすくなります。
また発育障害、皮膚が蒼白、黄疸、脾腫、肝機能障害、皮膚潰瘍、胆石などの症状があらわれます。
この重度の貧血は命にかかわる可能性があるため注意が必要です。

 

重症地中海型貧血(サラセミア)の治療法

まず血液を採血し、貧血症やヘモグロビンに異常がないか検査をします。
サラセミアの症状のひとつとして赤血球の形の異常があるので、その異常がないかを確認します。

サラセミアは種類と重症度によって治療方法が異なってきます。
症状によって定期的な輸血、免疫抑制剤の投与、骨髄移植、脾臓摘出などを行います。

重症の場合には、輸血と体から余分な鉄分を取り除くため鉄キレート剤とよばれるものの投与を行います。

 

もし診断された場合には主治医とよく相談しながら治療をしていきましょう。

 

(Photo by:pixabay

著者: bellj375さん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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