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赤アザ症状だけじゃない!病変を伴うケース・単純性血腫と似たケースも!!

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火傷をしたような赤いアザが、生まれた時からあることがあります。体の中の異常に比べれば、見ただけではっきりと分かるものなので、親御さんはびっくりするかもしれません。

赤アザの治療はいらない?

生まれた時から生じる赤アザというのは、単純性血管腫と言います。ポートワイン血管腫、ポートワイン母斑とも言い、顔や首にできる盛り上がりのない赤アザが主な症状です。

基本的にこれは命に関わるような病気ではなく、赤アザ以外の症状が出ることもありません。
そして、基本的には自然にアザが消えることはなく、消すためにはレーザー治療などが必要になります。
 

色々な赤アザ

単純性血管腫では、皮膚が赤くなるだけでないケースもあります。

・スタージウェーバー(Sturge-Weber)症候群

顔の血管腫に、脳(中枢神経)・眼の合併症を伴うものです。

 

中枢神経:脳の軟膜(脳を包んでいる膜)の血管奇形のため、けいれん発作・片麻痺・知能発達遅延などの症状があらわれます。また、頭蓋内石灰化がみられることもあります。

眼においては脈絡膜(眼内を包んでいる膜)の血管異常を合併することがあります。緑内障を発症することがあり、その結果として失明に至ることもあります。

・クリッペルトレノニー(Klippel-Trenaunay)症候群

赤アザに伴って、静脈瘤などの脈管奇形が片側四肢に見られます。また、骨、軟部組織の過成長による肥大があります。
そしてときに、リンパ関係の形成異常が見られることもあります。脈管奇形は内臓に至ることもあります。

 

これらの脈管奇形から静脈がうっ血し、血栓性の静脈炎や、深部静脈血栓、肺塞栓症などの危険な合併症を生じることもあります。
 

単純性血腫と似たアザ

一見すると単純性血管腫に見えたり、診断がつけられないものがあります。

・正中部母斑(サーモンパッチ)

眉間・額の真ん中・上まぶたの内側・人中・うなじなどに見られる紅斑です。先の単純性血管腫とは違い、境界が不鮮明で、斑の中の色にムラがあります。また単純性血管腫と同様に隆起はしていません。

これは新生児から乳児期にかけて生じるもので、生後1年以内に大部分が消えてしまいます。これは新生児の2030%に見られます。

・ウンナ母斑

正中部母斑の中でもうなじにできるものをウンナ母斑と言います。
このウンナ母斑の半数は自然に消えません。
 

注意深く観察・医師と相談

新生児の場合ときに、単純性血管腫なのかサーモンパッチなのか判断がつかないことがあります。
その場合ある程度成長してから、治療をするかどうか決めることになるでしょう。

 

また、単純性血管腫と判断した後も、内臓病変などの可能性を考慮しなければいけませんね。
(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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