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子どもが先天性溶血性貧血と診断されたら… 症状・治療法について知ろう

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貧血という病気の中で、赤血球が何らかの原因で破壊されてしまい、貧血症状が出てしまう病気があります。
これを溶血性貧血とよびます。この溶血性貧血とはどのような病気なのでしょうか。
溶血性貧血の症状・治療法についてまとめました。

溶血性貧血とはどんな病気なの?

溶血性貧血とは、血液中の赤血球の異常により、組織が破壊されて溶血します。
溶血とは、赤血球が破壊される現象のことです。
そのため、赤血球の寿命が極端に短くなることによって、貧血や黄疸、脾臓が腫れてしまうなどという症状が出てしまう病気です。

脾臓が腫れてしまうという症状は、乳幼児で50%、年長児で95%と高い確率でみられます。
風邪をひいたときやウィルスに感染したときなどに脾臓の働きが盛んになり
溶血が亢進することがあります。

溶血性貧血は、先天性と後天性に分けるころが出来ます。

先天性の多くは遺伝的な異常によるものです。10万人に1人の割合で起こる病気だといわれています。
逆に、後天性は自己免疫性のものになります。

 

溶血性貧血の原因は?

正常の赤血球は真ん中がくぼんでいるような形をしています。
この病気は赤血球の表面の膜が異常を起こしてしまい、真ん中のくぼみの形を維持できないので球状になってしまいます。

病的に赤血球の破壊が起こっていても、その程度が軽いようであれば、状態によっては貧血の症状が出ない場合もあります。

 

溶血性貧血の治療方法は?

溶血がどのくらい進んでいるのか、造血がどのくらい進んでいるのかを検査して診断します。

また、顕微鏡で球状の赤血球をみれば診断がつきます。
先天性の溶血性貧血では、新生児黄疸がまず第一に問題になってくるところです。
症状に応じて、赤血球輸血か紫外線を照射する光線療法という治療法を行います。

赤血球は主に脾臓という臓器で壊されます。したがって、この脾臓を摘出すれば症状が改善していきます。
ただし、脾臓は免疫機能を持つ臓器です。

乳幼児期は摘出後に肺炎球菌などによる感染症にかかりやすくなるため、6歳ごろになるまでは摘出しないほうがよいといわれています。

 

貧血と一言でいっても、さまざまな種類があるものです。
子どもの体調に関しても何が起こるか予測はできません。
難しい事もありますが、いざという時のためにも少しでも病気について知っておくのもいいかもしれませんね。

 

(Photo by:pixabay

著者: bellj375さん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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