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育児・子供の病気

小児の白内障治療は、高齢の白内障治療と全然違う!小児が急いで治療するべき理由は?

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両親自身やその親族に「先天白内障」を発症した人はいるでしょうか?もしいるようなら、生まれてきたお子さんには、すぐに目の検査を受けさせた方が良いかもしれません。

生まれながらの白内障

白内障で有名なのは、老化現象のひとつである加齢性白内障です。
これに対して生まれながらに白内障を発症するのが、先天白内障です。

生まれながらに肉眼で確認できるほど、水晶体が白濁していることもありますし、検査をして白内障と診断されることもあります。
 

成人に起こる白内障とは違う

歳を重ねて発症する白内障と、乳幼児に発症する白内障には大きな違いがあります。

加齢性の白内障の場合、だんだんと水晶体の白濁が進んでいきます。
もしこれが初期であれば点眼薬で進行を遅らせるという治療をするでしょう。
しかし水晶体が全く濁ってしまうと、自然に元の状態に戻ることはありません。
そのため、白内障が進んで視力に障害が出て、生活で不便を感じるようになってきたら手術という選択肢が挙がります。

しかし先天白内障の場合はそうではありません。目の白濁が起こっていても、肉眼でそれが確認できなくても、早くに発見して手術をしなければならないのです。
 

急いで手術するべき理由

子どもの視力はこれから成長と主に発達していきます。その点が大人と大きく違うところです。

視力が発達していくためには、乳幼児期に適切な光の刺激が必要です。
しかし白内障が起こるとその刺激が遮断された形になってしまうため、正しく視力が成長できず、高度の弱視が起こってしまい、治らなくなる可能性があるのです。

特にこれは成長のスピードが著しい乳児で顕著です。
この時期は視覚からの刺激に対する感受性が非常に高いので、すぐに手術を受けなければいけません。具体的には、

両目に白内障が起こっている場合は、生後10週、

片目に白内障が起こっている場合には、生後6週までに手術を行います。

 

もし全白内障という、より高度の白内障が起こっている場合には、もっと早い時期の手術が勧められるかもしれません。
 

手術を行った後も眼鏡やコンタクトレンズの装着が必要かもしれません。
また、健眼遮閉といった訓練をすると視力の発達が良好です。
これは片目の白内障の場合に、良い方の目を隠して悪い方の目を使わせる訓練です。
 

ただ、ごく軽度の白内障の場合にはすぐに手術の判断にはならないこともあります。
それでも成長と共に悪化していく可能性も十分にあるので、定期的に検査を受けることは必要です。
 

その後の手術は効果がないことも

強い白内障などを放っておいてしまうと、正常な視覚の発達が得られず、弱視から回復できなくなってしまいます。
これから発達していく視覚か、すでに得ていた視力が失われるか、先天と加齢性ではこの違いが非常に大きいのです。
(Photo by:pixabay

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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