カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児・子供の病気 >
  3. 病気と症状 >
  4. 目の病気・症状 >
  5. 先天緑内障 >
  6. 子どもの場合薬物治療はしない?手術はどんなふうに?そしてキニナル予後とアフターケア

育児・子供の病気

子どもの場合薬物治療はしない?手術はどんなふうに?そしてキニナル予後とアフターケア

 baby-204185_640.jpg

お子さんにまぶたのけいれんはありませんか?あるいは黒目が大きくないでしょうか?生まれて間もないお子さんにそんな症状が見られたら、先天性の病気の可能性があります。

先天緑内障という疾患

緑内障は眼内を満たす水分がうまく逃げられずに起こる病気です。
白内障と同様に高齢になってから発症するイメージが強い緑内障ですが、まれに赤ちゃんや子どもにこの緑内障が見られることがあります。

 

小さい頃から症状が出るものや、少し成長してから症状が出るもの、他の疾患に続いて起こるものなどがあります。
タイプによって見られる症状は変わってきますが、いずれにしても放置すれば視覚異常が進行してしまいます。

 

眼に異常が見られたとき、まだ子どもだから大丈夫と看過するのは、視覚異常を進めてしまうことになりかねません。
 

先天緑内障と診断されたら…

子どもがこの先天緑内障と診断されたら、どんな治療をしていくことになるでしょうか?
そもそも緑内障は眼内の水分が逃げられないことによって、眼圧が高くなっていることで起こっています。
そのため何よりも最も重要なのは、眼圧を下げて、視神経への障害を取り除くようにする必要があります。

薬での治療はあまり効果なし?>

加齢に伴って見られる緑内障の場合、治療の第一選択肢は点眼薬による薬物治療です。
これによって眼圧を下げようとしますが、下がらなければ点眼薬の種類を変え、それでもだめなら手術などの選択肢が考えられます。

しかし、先天緑内障、とくに新生児から10歳頃までに診断される早発型の場合、薬の効果があまり得られません。
ですから最初から手術で治療をしていくことが多いです。

 

逆に遅発性といって、10代~20代で症状が出てくる先天緑内障では、まず薬物療法が行われることがあります。

手術はどんなふうに?>

手術も眼圧を下げるための手術です。

先天緑内障で眼圧が高くなってしまうのは、隅角という眼内の水の排水口に異常があることで起こります。
そのため、この隅角を切開するなどの方法がとられます。

通常は全身麻酔をかけ、この隅角を切り開いて、流出状態を改善します。

手術は1回じゃないかも>

1回の手術では眼圧が十分に下がらないこともあり、その場合には複数回の手術が必要になることもあります。

手術をすれば完全に大丈夫?>

手術をして眼圧を正常にコントロールできることも多くあります。
しかし、新生児や2歳以降の発症などの場合には予後が悪いケースも多いです。また角膜径が14mm以上ある場合では予後が悪いです。
 

その後のケア

手術をした後も生涯に渡って観察が必要です。もし眼圧が下がったとしても、角膜の障害が残ったり、視覚機能の発達不良が残ることもあります。
そのため、これから成長していく過程で、弱視にならないような訓練が必要になるかもしれません。
(Photo by:pixabay

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

先天緑内障に関する記事

どんな検査をする?どう検査する?重要なのは小児定期健診!できれば3歳までに…

  遺伝子の異常で発症する病気は、防ぎようがありません。そのため、病気の発症が...

タイプによって違う!子どもに起こる緑内障を見つけるために!各タイプの症状を確認

  先天緑内障は高齢者の病気ではなく、赤ちゃんや子どもに起こる病気です。放って...

病気と症状の体験談

大流行!RSウイルスにご注意。

今年はRSウイルスがかなり流行していますね。私の甥っ子、姪っ子も先月にこのウイルスにかかり大騒動でし...

赤ちゃんのめやにが多い!は眼科に行こう。鼻涙管閉塞。

長男はいつもめやにが出ていました。 めやにだけでなく、まつげがつねに濡れていました。 朝になると...

カラダノートひろば

先天緑内障の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る