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目にできた良性腫瘍!治療はどんなふうに?早く治療するべきではない?美容上の問題も

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目は中心に黒目があって、その周りに白目が見えるのが普通です。しかし生まれながらにして、黒目と白目の間に、白っぽいできものができることがあります。

角膜デルモイドってなに?

デルモイドとは体にできる良性の腫瘍です。特に目の表面にできるものを角膜デルモイドと言います。

 

このデルモイドは、胎児のとき体が形成される過程で起こります。
体が出来あがっていく過程で、皮膚のような組織が目の組織に迷いこんでしまってできるとされています。
そのため、デルモイドの中身は本来そこにはないはずの、皮膚のような組織を持っています。

特別遺伝するものとは考えられてはなく、人種の差や男女の差はないようです。
 

角膜デルモイドの診断

見た目から角膜デルモイドを疑うこともできますが、他の病気との鑑別のためにもMRI検査を行うのが一般的です。
MRI検査を行うことによって、症状の程度や、どれくらいまで腫瘍が入り込んでいるかなどを確認できます。診断が疑わしいとき以外には生検は不要です。

また、血液検査を並行することもあり、それによって症状の有無を判断するケースもあります。
 

治療は切除手術

基本的に角膜デルモイドの治療は、腫瘍を切除する手術になります。

手術は早い方がよい?>

目にできた腫瘍ということで、視力への影響を考えて、治療は早い方が良いと考えるかもしれません。
しかし、一般的に手術を行う場合には、視力の発達が落ち着く5歳以降になります。

ただ、すでに弱視などの症状が出ている場合には、手術に先行して弱視治療をおこないます。

腫瘤切除手術>

美容的な問題や、視力への影響がある場合には、腫瘤を切除する手術が行われます。合併症などへの配慮ももちろん必要ですが、術後に外見が改善されること、視力が改善されることが術前によく検討されるべきです。

状態がよくない場合は表層角膜移植術>

腫瘍が大きい場合など、あまり状態が良くない場合には、表層角膜の移植手術が選択されるかもしれません。
これによってなるべく仕上がりをきれいにすることができます。

完全にとりきればいいわけではない>

時にはデルモイドが目の組織の深くまで入り込んでいることがあります。しかし、深部まで入り込んだ組織を完全に取り去ることが、治療において求められるところではありません。
深部まで治療して切除しようとすれば、その部分に穴があいてしまうことにもなります。
深部まで入り込んでいる場合には、切除後の見た目の回復と相談しながら、治療をしなければなりません。
 

最初は成長を見守ることが必要

視力の発達を考えた時、腫瘍があるからと言ってすぐに治療をするべきということではありません。
ただやはり腫瘍があることで視力の発達に支障が出ることもあります。
親御さんは子どもの成長を注意深く観察し、手術が適切とされる時期まで待つべきです。
(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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