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未熟児貧血って何?小さく生まれた赤ちゃんに起こる貧血とはどんなもの?

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赤ちゃんは、お腹にいる間少ない酸素で生きています。しかし、生まれた後は酸素の供給が十分になるため、赤血球産生が急に減少します。
そのため赤ちゃんは、約1ヶ月ぐらいこのような状況が続き、新生児貧血と呼ばれます。

 

しかし、未熟児貧血は別の原因で貧血になりますが、どのようなものでしょうか?

 

未熟児とは

早産などで生まれた時の体重が2500g未満の赤ちゃんのことを言います。

 

どうして貧血になるの?

未熟児が原因で起こる貧血には大きく3種類に分けられます。

新生児の時期にみられる早期貧血と呼ばれるものと、生後3ヶ月~1年経過してから見られる後期(または晩期)貧血と呼ばれるものがあります。

 

早産などが原因で未熟児として生まれた赤ちゃんは、普通に生まれた赤ちゃんよりも体重が少なく、血液量も少なくなっています。
体重が少ないため生まれた後の体重が増える割合も大きくなるため、血液の薄まり方も大きくなり、貧血になります。

 

・未熟児早期貧血

そして出産時に起こる出血や採血などによる失血によって起こる貧血のことを早期貧血と言います。

 

・未熟児後期貧血

早く生まれることにより、母親からの十分に鉄分を受け取る前に生まれてしますので、鉄分の貯蓄が少ないために貧血になることを後期貧血と言います。

 

・この他の貧血の原因として生後2~3ヶ月に見られる、葉酸やビタミンEの欠乏による貧血もあります。

 

どんな症状があるの?

貧血により疲れやすくなるので、おっぱいやミルクの飲みが悪くなったり、元気がなくなります。

体重増加も悪くなり、心拍数が上昇したり、ひどいときは酸素が必要になることもあります。

 

治療方法

早期貧血に対しては、輸血の他、近年は赤血球を増加させるホルモンであるエリスロポエチンの投与が可能となりました。

後期貧血に対しては、鉄分の投与を行います。

 

貧血の程度にもよりますが、多くは生後3~6ヶ月頃までには改善が見られます。

未熟児として生まれた赤ちゃんは、退院後も外来にて鉄剤の処方を受けることにより治療していきます。
(Photo by:写真AC

著者: ゆたいさりさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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