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育児・子供の病気

赤血球の寿命が短い!?先天性溶血性貧血と後天性溶血性貧血。気になる症状と身体への影響

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赤血球の寿命の平均は約120日ほどと言われています。しかし、何らかの影響で赤血球が破壊され、貧血を起こしてしまう溶血性貧血と呼ばれる病気があります。

 

溶血性貧血には先天性と後天性のものがありますが、どのような違いがあり、先天性の溶血性貧血はどのような病気なのでしょうか?

 

先天性と後天性は何が違う?

溶血性貧血には生まれつきの先天性のものと、生まれてから何らかの影響によって起こる後天性のものがあります。

 

・先天性溶血性貧血とは

赤血球そのものに異常があり、赤血球の寿命が短くなる遺伝性球状赤血球症や、赤血球内の酵素に異常がある赤血球酵素異常症、ヘモグロビン異常症、サラセミアなどがあります。

 

先天性溶血性貧血の約70%ほどが、遺伝性球状赤血球症と言われています。

 

・後天性溶血性貧血とは

ウイルス感染や薬剤などが引き金となり、赤血球を破壊してしまう自己抗体が作られることによる、自己免疫性の溶血性貧血が多いです。

 

症状は?

溶血性貧血は疲れやすい、息切れ、動悸、顔色が悪いなどの貧血症状の他に、赤血球が壊れる時に出るビリルビンが体に溜まり、身体が黄色くなる黄疸も症状として現れます。

 

また、赤血球は脾臓で破壊されるので、脾臓が腫れることがあります。

 

治療方法とは

先天性溶血性貧血でも病気の種類によって治療方法が異なります。

 

・遺伝性球状赤血球症の場合、脾臓を摘出することで症状が改善します。手術後の合併症もあり、基本的に5歳未満の子供には手術は行いません。

 

・赤血球酵素異常症というのは赤血球内にある特定の酵素が欠乏することにより、赤血球が壊れやすくなりますが、脾臓の摘出では効果がでないこともあり、その人や症状に応じた対処療法で症状を改善させていきます。

 

先天性溶血性貧血の場合、遺伝的な要素が多く、根本的な治療法ではなく症状を改善する治療法が選択されます。

 

難しい病名で、先行きの見えないような病気に聞こえますが、症状が軽い場合も多く、経過観察や症状を改善させる治療により、普通の生活を送ることもできます。
(Photo by:足成

著者: ゆたいさりさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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