カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. ガン・悪性腫瘍 >
  3. 基礎知識 >
  4. 治療 >
  5. 化学療法 >
  6. 外来化学療法が可能になった理由とは

ガン・悪性腫瘍

外来化学療法が可能になった理由とは

 

最近外来で化学療法を行う例が増えてきています。

外来化学療法が可能になった主な理由として次の2つがあげられます。

 

・入院管理が不必要な薬が開発されたこと         

特にシスプラチンが二次薬になったことが大きいです。

シスプラチンは長年化学療法におけるキードラッグでありましたが、非常に催吐作用腎障害が強いので入院でなければ使用しづらいという難点がありました。

しかし、腎毒性の弱いプラチナ製剤が開発され、腎保護のための大量輸液が必要なくなり点滴時間も短縮されました

また、治療効果が高く点滴時間のさらに短い抗がん剤の登場によって、それらの利用による外来療法が容易に行えるようになったのです。

 

・支持療法が進歩したこと                   

抗がん剤を投与すると骨髄機能が抑制されて感染症のリスクが高まります

そのため、安全に治療を進めるためには入院が必要にされていましたが、この問題はG-CSF製剤の登場によってほぼ解決しました。

骨髄抑制期の出現時期は抗がん剤ごとにだいたい決まっているので、その時期に外来診療を行いG-CSF製剤や抗生物質を投与すれば重症化を防ぐことができます

 

このように薬の進歩によって病院や患者の両方の負担を軽減することができるようになりました。

これからも外来化学診療の流れは進んでいくでしょう。

 

 

 

(Photo by //www.photo-ac.com/main/detail/1456?title=)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

化学療法に関する記事

体に大きな負担がかかる?がんの薬物療法を行うための条件とは

  薬による治療は誰にでも行えるわけではありません。 体に大きな負担をか...

副作用は耐えるものでなく、治療するもの!現在の抗がん剤副作用の治療とは?

  がん治療というと、切除や服薬の治療が思い浮かぶと思います。その中でも抗がん...


未承認の抗がん剤という選択…治療の可能性が開ける反面、「大きな壁」がある?

  がん治療における一つの治療として抗がん剤治療があります。この治療に使われる...

抗がん剤の『効く』『効かない』を事前に判定!『抗がん剤感受性試験』とは?

抗がん剤はがん治療には必須でありますが、副作用が強いことが従来から問題であり...

カラダノートひろば

化学療法の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る