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ガン・悪性腫瘍

外来化学療法が可能になった理由とは

 

最近外来で化学療法を行う例が増えてきています。

外来化学療法が可能になった主な理由として次の2つがあげられます。

 

・入院管理が不必要な薬が開発されたこと         

特にシスプラチンが二次薬になったことが大きいです。

シスプラチンは長年化学療法におけるキードラッグでありましたが、非常に催吐作用腎障害が強いので入院でなければ使用しづらいという難点がありました。

しかし、腎毒性の弱いプラチナ製剤が開発され、腎保護のための大量輸液が必要なくなり点滴時間も短縮されました

また、治療効果が高く点滴時間のさらに短い抗がん剤の登場によって、それらの利用による外来療法が容易に行えるようになったのです。

 

・支持療法が進歩したこと                   

抗がん剤を投与すると骨髄機能が抑制されて感染症のリスクが高まります

そのため、安全に治療を進めるためには入院が必要にされていましたが、この問題はG-CSF製剤の登場によってほぼ解決しました。

骨髄抑制期の出現時期は抗がん剤ごとにだいたい決まっているので、その時期に外来診療を行いG-CSF製剤や抗生物質を投与すれば重症化を防ぐことができます

 

このように薬の進歩によって病院や患者の両方の負担を軽減することができるようになりました。

これからも外来化学診療の流れは進んでいくでしょう。

 

 

 

(Photo by //www.photo-ac.com/main/detail/1456?title=)

著者: albaitinさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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