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ハイリスク・責任問題…未受診妊婦が病院に受け入れてもらえない理由とは?

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先進国の日本でも貧富の格差がひとつの社会問題になっています。

 

その一つの側面が、ドラマ「コウノドリ」で紹介された「未受診妊婦」と言ってもよいでしょう。

 

この未受診妊婦は500人に1人の割合でいるとも言われています。

 

 

今回は、未受診妊婦が病院に受け入れてもらえない理由についてご紹介します。

 

 

どうして妊娠したのに受診しないのか?

妊娠しても病院に通わないのには、色々と理由があるでしょう。

 

2009年から大阪府が行った調査で、未受診妊婦について調べています。

 

その結果として、大阪府内でお産する人の500人に1人が未受診妊婦ということがわかりました。

 

受診しない理由としては、最も多いのは「経済的理由」で、その他「妊娠に気づかなかった」「知識の欠如」などがありました。 

 

病院に受け入れてもらえない未受診妊婦

未受診で出産する妊婦さんは、検診を受けて出産する妊婦さんよりも、母体や赤ちゃんの健康リスクが高くなります。

 

それはおそらく、妊娠している状態のときに、医師による健康管理が受けられないためでしょう。

 

病院に通わないということがママも赤ちゃんも危険にさらしてしまうのです。

 

そしてさらに問題なのが、「受け入れ拒否」の問題です。

 

未受診妊婦は救急車で運ばれたとしても、受け入れを拒否されることが多いのです。

 

なぜ、受け入れ拒否が多いのでしょうか?

 

 

・リスクが大きい

未受診妊婦は、母体が合併症を生じていたり、胎児が低体重であったりする割合が多いです。

 

こうした問題を抱えていれば当然出産に際してのリスクが高くなります。

 

リスクが高くても通院をしていれば、帝王切開を選択したり、健康管理をして出産に向かって準備ができます。

 

しかしいきなり何の準備もない状態で、ハイリスクの出産をするというのは非常に困難なことなのです。

 

 

・何もわからないことへの不安

最終的に分娩を成功させられなかった場合、責任を負うのは医師や病院です。未受診の場合、妊婦や赤ちゃんに関する情報がまったくありません。

 

 

そのため、助けられるかどうかの判断材料もなく、助けられると思ったけどダメだったということも十分にあります。

 

それでも責任を負うということに対して不安を感じないということはないでしょう。

 

また、出産に関して高度な設備がある場所ならよいですが、NICUなどがない施設もあります。

 

その場合、自分のところの設備で足りるのかどうか、その判断も十分にできません。 

 

出産は決して安くない…けれど

出産にかかる費用は決して安くありません。全国的な平均では約47万円です。

 

ですが、自治体が実施している費用助成などの支援もあります。

 

 

また、出産に際しての知識の欠如は、周りのサポートで減らすこともできます。

母体も赤ちゃんも危険な未受診妊婦は、社会全体で対策していく必要がありそうですね。

 

(参考:未受診や飛び込みによる出産等実態調査)

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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