カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 妊娠・出産 >
  3. 出産 >
  4. 分娩 >
  5. その他 >
  6. へその緒が赤ちゃんよりも先に出てきちゃった!出産時のトラブル「臍帯脱出」

妊娠・出産

へその緒が赤ちゃんよりも先に出てきちゃった!出産時のトラブル「臍帯脱出」

hospital-840135_640.jpg

出産時に起こるトラブルのひとつに、「臍帯脱出」があります。

これは医療ドラマ「コウノドリ」でも出てきました。

臍帯はへその緒のことですが、それが脱出してしまうというのは、どんな状態のことなのでしょうか?

 

今回は、出産時のトラブル「臍帯脱出」の症状・検査・赤ちゃんへの影響についてまとめました。

 

臍帯脱出とは?

臍帯(へその緒)とは、母体と赤ちゃんをついないでいるものです。

臍帯脱出というのは、このへその緒が赤ちゃんの体よりも先に出てきてしまうことを言います。

 

本来赤ちゃんのおへそと胎盤をつないでいるへその緒で、赤ちゃんは頭から出てきます。

そのため、へその緒は頭より後から出てくるはずなのですが、それが先に出てきてしまうのです。

この臍帯脱出は、全体の0.1%程の頻度で起こるものとされています。

 

臍帯脱出はどうやって見つけられる?

臍帯脱出が起こってもママに自覚症状はありません。

それでも出産時のリスクが大きくなります。

 

臍帯脱出は、検査において「赤ちゃんの心拍が極端に少なくなった」という場合疑われます。

また、内診において臍帯が膣の外に降りてきている状態を目視できれば、臍帯脱出と診断されます。

 

赤ちゃんへの影響が大きい

臍帯脱出が起こると赤ちゃんへの影響が大きくなります。

 

・胎児機能不全

赤ちゃんの呼吸や循環器がうまく働かなくなり、赤ちゃんが酸素不足になってしまうことがあります。

これによって心拍が少なくなるなどの異常が見つけられます。

 

・後遺症

上記の機能不全などの理由によって、生まれた後に後遺症が残ってしまうことがあります。

最悪の場合になると、死亡につながることもあります。

 

臍帯脱出のときの対処法

臍帯脱出と診断された場合には、赤ちゃんへの影響が少ないように早期に対処します。

 

・緊急帝王切開

通常分娩から帝王切開に切り替え、赤ちゃんを迅速に救い出します。

 

・鉗子あるいは吸引分娩

通常の分娩が可能と判断された場合には、子宮口が最大になってから、鉗子あるいは吸引によって赤ちゃんを出します。

 

鉗子(かんし)分娩とは、鉗子という大きなピンセットのような器具で赤ちゃんの頭部をはさみ、引っ張って出産させる方法です。

吸引分娩とは、赤ちゃんの頭部に吸引カップを吸着させて、引っ張り出産させる方法です。

健康でも起こる可能性のあるトラブル

特に母体や赤ちゃんがそれまで健康でも、出産のときになってトラブルが起こることもあります。

スムーズに出産できると言うのは、本当にありがたいことなのですね。

 

いざその時にはトラブルをしっかり考える余裕はないかもしれませんが、知識をつけておくことは重要かもしれません。

 

(Photo by:pixabay

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-16掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

その他に関する記事

死亡率60~80%!羊水塞栓症

  お母さんは赤ちゃんがお腹の中で成長するのを、本当に楽しみにしています。...

知っておくべき「会陰切開」【後編】 切らないための予防と会陰部切開後の痛みへの対処法

後編では、会陰切開を出来ればしたくないと言った方へのアドバイスをお話します。...

その他の体験談

いきみ方って大事なんだ!自分なりにやったら血圧上昇

娘を出産した際 分娩に立ち会ってくれてのはたった一人の助産師さんだけ。 赤ちゃんが出てくる所が切れ...

出産の兆候。子宮口は開いていくけどお産にならない

出産前の兆候ってお産が近くなると気になりますよね。 私も出産前にネットで出産の兆候を、調べまくって...

カラダノートひろば

その他の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る