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妊娠・出産

出産のときに起こる「ケンコウ難産」どんな難産?危険はあるの?

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分娩のときになって、いきなりトラブルが起こることがあります。
その一つがケンコウ難産です。医療ドラマの「コウノドリ」でも少し描かれました。
名前だけ聞くと、
健康(ケンコウ)なのに難産?と不思議に思うでしょうか?

この「ケンコウ」は健康ではなく、「肩甲」なんです。

ここでは、いざ出産のときに起こる「肩甲ケンコウ)難産」がどんな難産なのか、そしてどんな危険性があるのかご紹介します。

 

ケンコウ難産ってどんな難産?

ケンコウ難産の「ケンコウ」は健康ではなく、「肩甲」と書きます。肩甲、つまり赤ちゃんの肩ということです。

 

肩甲難産は、分娩時に赤ちゃんの頭は出ているのに、肩が引っかかってしまって出産が進まなくなってしまう状態のことを言います。

通常のお産であれば、赤ちゃんの頭が出れば数分で体も出てきます。
しかし、肩甲難産で肩が引っかかってしまうと、頭だけが出た状態からお産が進みません。

肩甲難産自体は分娩例全体の0.20.5と、そこまで頻発するものではありません。

 

あらかじめ肩甲難産の可能性を知ることはできる?

エコー検査などで肩甲難産の可能性を知ることはできます。
肩甲難産が起こる可能性が高いと判断された場合には、通常分娩から帝王切開に切り替えるなどして危険を回避します。

 

ただ事前に正確に発症を知ることは困難でもあります。
そのため、分娩をしてみて、そのときに肩甲難産が発生するというケースもあります。

 

母体へのリスク、赤ちゃんへのリスク

肩甲難産は母体や赤ちゃんに与えるリスクが大きいです。

母体へのリスク

お産が長引くこと、また赤ちゃんが産道で行き詰まること自体、母体へのリスクを増します。

 

・産道破裂

・弛緩出血(子宮の戻りが悪くなり出血を起こす)

・膀胱麻痺

・尿道損傷

赤ちゃんへのリスク

狭い場所から動けなくなることは、同様に赤ちゃんにもリスクがあります。

 

・腕の麻痺(神経が損傷されるため)

・骨折(上腕部や鎖骨)

・呼吸困難

 

胸や臍帯が圧迫されると呼吸困難になり、その結果酸素が十分に行き渡らなくなることがあります。
そのため後遺症が残ったり、命に関わることもあります。

 

どんな対処法がある?

そのまま通常分娩で出産する場合には、「鉗子分娩」「吸引分娩」「会陰切開」などの方法で、分娩を促します。
これらの方法をとっても出産ができない場合には、赤ちゃんを膣内にもどし、帝王切開に切り替えます。

 

予防はほとんどできない

妊娠中に肩甲難産を予測することは難しいです。
ただやはり、赤ちゃんが大きすぎたり、妊娠中に体重が増えすぎたりするとリスクが増すようです。
妊娠中の体重管理が、一つの予防になると言えそうですね。

 

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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